涙の詩学 : 王朝文化の詩的言語
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著者
書誌事項
- タイトル
-
涙の詩学 : 王朝文化の詩的言語
- 著者名
-
Kristeva Tzvetana
- 著者別名
-
クリステワ ツベタナ
- 学位授与大学
-
東京大学
- 取得学位
-
博士 (学術)
- 学位授与番号
-
乙第14593号
- 学位授与年月日
-
2000-03-02
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 (3コマ目)
- はじめに.../p1 (9コマ目)
- 〈袖の涙〉の根源とその彼方へ/p10 (18コマ目)
- 「涙」/p10 (18コマ目)
- 「泣き」/p18 (26コマ目)
- 「袖」/p23 (31コマ目)
- 平安文化の「流れ」の構造/p30 (38コマ目)
- 続・「袖」/p37 (45コマ目)
- 詩的言語における〈袖の涙〉/p42 (50コマ目)
- 古今和歌集/p46 (54コマ目)
- 「涙/p46 (54コマ目)
- 「袖」/p55 (63コマ目)
- 〈袖の涙〉の詩化過程と古今集の構造/p60 (68コマ目)
- 〈袖の涙〉の詩語/p71 (79コマ目)
- 袖書草紙・I/p81 (89コマ目)
- 追歌:「涙の歌人」伊勢(伊勢集における〈袖の涙〉/p84 (92コマ目)
- 後撰和歌集/p87 (95コマ目)
- 差異付けられた反復としての重出―〈紅にうつる涙の色〉/p87 (95コマ目)
- 詩化過程の伝播―「涙の川」と「涙川」/p95 (103コマ目)
- 和歌制作の〈知るべ〉としての〈袖の涙〉の表現/p102 (110コマ目)
- 歌の配列/p114 (122コマ目)
- 袖書草紙・II/p117 (125コマ目)
- 追歌:貫之vs伊勢/p120 (128コマ目)
- 拾遺和歌集/p123 (131コマ目)
- “権威ある”詩語との接続/p124 (132コマ目)
- 〈袖の涙〉の詩化過程を書き印す「袖の露けき」/p133 (141コマ目)
- 〈袖の涙〉の詩化過程の物語/p138 (146コマ目)
- 袖書草紙・III/p149 (157コマ目)
- 後拾遺和歌集/p151 (159コマ目)
- 〈袖の涙〉のコード合わせ/p152 (160コマ目)
- 世の中の転換期を書き印す〈袖の涙〉/p156 (164コマ目)
- 〈袖の涙〉の意味作用の転換期/p161 (169コマ目)
- 〈つきぬ涙〉を求めて/p174 (182コマ目)
- 〈袖の涙〉のゲーム/p178 (186コマ目)
- 袖書草紙・IV/p182 (190コマ目)
- 金葉和歌集/p185 (193コマ目)
- 〈名を流す涙川〉/p186 (194コマ目)
- 〈あまる涙のしづく〉/p189 (197コマ目)
- 〈たがふ涙なりけり〉/p192 (200コマ目)
- 〈あやしきまでも濡るる袖〉/p194 (202コマ目)
- 〈うらみて袖濡る〉/p196 (204コマ目)
- 〈知らず/知らす〉を〈おりつる袖〉/p198 (206コマ目)
- 〈袂にやどる月〉/p199 (207コマ目)
- 〈七夕の涙の色〉/p200 (208コマ目)
- 〈紅の涙にそむるもの〉/p201 (209コマ目)
- 袖書草紙・V/p203 (211コマ目)
- 詞花和歌集/p205 (213コマ目)
- 四季の歌〈虫のおもふこころ〉/p206 (214コマ目)
- 別歌「衣の関」の“よそ”の意味/p208 (216コマ目)
- 恋歌「落つる涙」の色々/p210 (218コマ目)
- 雑歌〈いにしへを恋ふる涙〉/p214 (222コマ目)
- 袖書草紙・VI/p217 (225コマ目)
- 千載和歌集/p219 (227コマ目)
- 「涙」の〈置きそへ〉の構造/p221 (229コマ目)
- 詩的言語の“重ね”を書き印す〈袖の涙〉/p231 (239コマ目)
- 〈濡るる袖〉に映る詩的言語の展開/p245 (253コマ目)
- 「袖」に包まれた「涙」の意味/p252 (260コマ目)
- 袖書草紙・VII/p256 (264コマ目)
- 新古今和歌集/p259 (267コマ目)
- 新古今集初出の〈袖の涙〉の歌語/p260 (268コマ目)
- 差異化としての〈袖の涙〉の伝統的な歌語の再解釈/p263 (271コマ目)
- 〈袖の涙〉のメタ詩的機能/p269 (277コマ目)
- 王朝文学を書き徴す〈袖の涙〉/p317 (325コマ目)
- 〈水茎の跡〉を書き徴す〈袖の涙〉/p317 (325コマ目)
- 〈袖の墨〉/p325 (333コマ目)
- 〈袖の涙〉を言問う/p329 (337コマ目)
- 注/p344 (352コマ目)
- 参考文献/p380 (388コマ目)