月経周期に伴う卵巣ホルモンの変動と自律神経機能 ゲッケイ シュウキ ニ トモナウ ランソウ ホルモン ノ ヘンドウ ト ジリツシンケイ キノウ

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著者

    • 林, 貢一郎 ハヤシ, コウイチロウ

書誌事項

タイトル

月経周期に伴う卵巣ホルモンの変動と自律神経機能

タイトル別名

ゲッケイ シュウキ ニ トモナウ ランソウ ホルモン ノ ヘンドウ ト ジリツシンケイ キノウ

著者名

林, 貢一郎

著者別名

ハヤシ, コウイチロウ

学位授与大学

筑波大学

取得学位

博士 (体育科学)

学位授与番号

甲第3244号

学位授与年月日

2003-03-25

注記・抄録

博士論文

本博士論文では,若年女性の月経周期の時期の違いによる心臓自律神経活動の 1)安静レベル, 2)種々の刺激に対する心臓副交感神経系の反応性の変化, 3)高強度運動時の交感神経-副腎系の応答の変化について検討し,卵巣ホルモンの変動との関係から考察することを目的とした.そして,以下の知見を得た.(1)若年女性の月経周期による卵巣ホルモンレベルの変動により,平均RR間隔は卵胞期に高値を,排卵期および黄体期前期に明らかに低値を示し,その変動は心臓副交感神経活動水準および心臓自律神経系バランスの変動により説明することが可能である.(2)心臓副交感神経系の動脈圧受容器反射感受性は卵胞期に高値を示し,それ以降低下する傾向を示し,その規程要因である頚動脈伸展性の月経周期の時期による変化パターンとは必ずしも同様ではないが,頚動脈伸展性の変化は動脈圧受容器反射感受性の変化に影響する可能性がある.顔面冷却刺激時の動脈圧受容器反射を介さない心臓福交換神経系応答は、応答の速さが卵胞期に促進され,黄体期前期に遅延する.また,運動負荷に対する心臓福交換神経系応答も卵胞期に促進され,黄体期前期に遅延する.すなわち,これら3つの刺激(血圧変化,顔面冷却,運動負荷)に対する心臓副交感神経系応答は,おおむね卵胞期に促進され,黄体期前期に抑制される点で一致する.(3)高強度漸増負荷自転車エルゴメーター運動時における循環器系機能,および血漿ノルエピネフリン・エピネフリン濃度の変化からみた交感神経-副腎系応答は,月経周期の時期により変化しにくい.以上の結果は,女性の月経周期における自律神経系機能の変化に関して,体育学的あるいは生理学的に新しい知見を加えるものであり,意義のあるものと考えられる.

筑波大学博士 (体育科学) 学位論文・平成15年3月25日授与 (甲第3244号)

月経周期に伴う卵巣ホルモンの変動と自律神経機能 ~ 林,貢一郎

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000242607
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000243220
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000004278145
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
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