環境保全の公共哲学 : ローカルな視点からのアプローチ

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著者

    • 吉永, 明弘 ヨシナガ, アキヒロ

書誌事項

タイトル

環境保全の公共哲学 : ローカルな視点からのアプローチ

著者名

吉永, 明弘

著者別名

ヨシナガ, アキヒロ

学位授与大学

千葉大学

取得学位

博士 (学術)

学位授与番号

甲第3288号

学位授与年月日

2006-09-30

注記・抄録

博士論文

研究科: 大学院社会文化科学研究科

修了年:2006.9.30

学位:学術

千大院社博甲第学29号

本稿の問題意識は、環境倫理の自覚化と具体化にあった。近年、環境倫理についての議論はさかんであるが、それは必ずしも自らに関わるものとして主体的に受けとめられておらず(自覚化の欠如)、また社会制度にも反映されていない(具体化の欠如)。このような認識のもとで、本論文では、環境倫理の自覚化と具体化を求めて、環境倫理学の枠組を乗り越え、「環境保全の公共哲学」という枠組によって議論を進めていった。ここでの「環境」は、「自然」や「エコロジー」から区別される。「環境」(environment)とは、「めぐり囲むもの」という意味であり、主体を含意する概念である。本稿では、主体に言及し、人間の主体性を強調することによって、環境倫理の自覚化と具体化を図ることができると考えた。そこから、環境の「保護」や「保存」ではなく「保全」(conservation)を問題にした。ここでは「保全」を、「人間の手による整備」と規定し、人間の主体性を強調した。そして本論文では、このような環境保全に関する倫理を考えるにあたって、「環境倫理学」のディシプリンを超えて、「公共哲学」(public philosophy)の観点から<環境に対する私的な経験や特有の理解をふまえた公的な環境保全のあり方>を考えていった。...

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000355013
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000356126
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000008471151
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL-OPAC
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