小児慢性疲労症候群における疲労と認知障害に関する研究 Preliminary evidence for cognitive dysfunction and mental fatigue in childhood chronic fatigue syndrome

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Author

    • 川谷, 淳子 カワタニ, ジュンコ

Bibliographic Information

Title

小児慢性疲労症候群における疲労と認知障害に関する研究

Other Title

Preliminary evidence for cognitive dysfunction and mental fatigue in childhood chronic fatigue syndrome

Author

川谷, 淳子

Author(Another name)

カワタニ, ジュンコ

University

熊本大学

Types of degree

博士 (医学)

Grant ID

甲第1795号

Degree year

2011-03-25

Note and Description

博士論文

日本の不登校児童生徒の割合は小学生で約0.3%、中学生で3%に上ると報告され、かろうじて登校できている児童生徒のなかにも、不定愁訴を抱えながら生活している「不登校予備軍」は相当数に上ると考えられる。このような不登校児童生徒が示す臨床症状は、小児型慢性疲労症候群(Childhood chronic fatigue syndrome: CCFS)の診断基準を満たす場合が一部含まれる。CCFSは、生命予後が不良な疾患ではないが、心身ともに発達すべき小児期から思春期において不登校、ひきこもりの原因となり、児童の日常生活、社会生活を長期にわたり著名にすることから、児童が「社会的な死」に瀕する原因となる。CCFSは様々な環境要因(身体的・精神的・物理的・化学的・生物学的ストレス)と遺伝的要因(ストレス感受性・抵抗性)がバックグラウンドとなり、神経・内分泌・免疫系相関の変調を引き起こすというホメオスタシスの低下現象によって引き起こされると考えられている。本研究は、CCFSにおける疲労、認知機能、睡眠覚醒リズムの評価を行い、予防および早期介入・早期治療につなげることを目的とした。

131access

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    500000554636
  • NII Author ID (NRID)
    • 8000000556793
  • Text Lang
    • jpn
  • NDLBibID
    • 023623499
  • Source
    • Institutional Repository
    • NDL ONLINE
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