黄色ブドウ球菌放出システインプロテアーゼの凝固系および結合織破壊作用の研究 A study on destruction of the coagulation system and connective tissues by cysteine proteases from Staphylococcus aureus
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著者
書誌事項
- タイトル
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黄色ブドウ球菌放出システインプロテアーゼの凝固系および結合織破壊作用の研究
- タイトル別名
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A study on destruction of the coagulation system and connective tissues by cysteine proteases from Staphylococcus aureus
- 著者名
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大林, 武久
- 著者別名
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オオバヤシ, タケヒサ
- 学位授与大学
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熊本大学
- 取得学位
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博士 (医学)
- 学位授与番号
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乙第940号
- 学位授与年月日
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2011-02-22
注記・抄録
博士論文
黄色ブドウ球菌は、血液凝固異常併発により治療困難となるグラム陽性菌敗血症や細菌感染による心内膜組織破壊によって誘発される細菌性心内膜炎の主要な原因菌である。この菌が分泌するシステインプロテアーゼであるスタホパイン(staphopain)には、スタホパインA(staphopain A)とスタホパインB(staphopain B)の2種類が存在し、いずれも敗血症などの感染症病態に密接に関与しており、重要な病原因子として認識されている。そこで、凝固異常と組織破壊に直結するスタホパインの病原作用を研究するために、スタホパインの血漿凝固誘導およびコラーゲン(主要な結合織成分の1つ)分解作用を調べた。