日本語とインドネシア語の条件文の対照研究 : 用法と主節のモダリティを中心に A Contrastive study of Japanese and Indonesian Language Conditional Sentence : Focusing on Usage and Main Clause Modality

著者
    • アリ, アルタディ
書誌事項
タイトル

日本語とインドネシア語の条件文の対照研究 : 用法と主節のモダリティを中心に

タイトル別名

A Contrastive study of Japanese and Indonesian Language Conditional Sentence : Focusing on Usage and Main Clause Modality

著者名

アリ, アルタディ

学位授与大学

大東文化大学

取得学位

博士(日本言語文化学)

学位授与番号

甲第111号

学位授与年月日

2014-03-22

注記・抄録

論文要旨[本研究の課題]本研究は日本語とインドネシア語の条件文の用法と主節のモダリティを考察したもので、ある。レアリティーの概念とモダリティの枠組みで分析した。1. 日本語の条件文の典型的な形式と周辺形式の用法とモダリティを明らかにする。2. インドネシア語の条件文の用法とモダリティを明らかにする。3. 日本語とインドネシア語の条件文の用法とモダリティの共通点と相違点を明らかにする。[本研究の成果]1. 用法に関しては、「テミロ」形式を除く日本語の条件形式は仮定条件文と恒常条件文が用いられる。一方、事実条件文は基本的に「ト」形式と「タラ」形式が用いられる。モダリティに関しては、仮定条件文の場合、行為系の意志・勧誘・行為要求モダリティを用いられる形式が限られている。2. 用法に関しては、インドネシア語の4つの条件形式では仮定条件文と恒常条件文が用いられる。モダリティに関しては、asal(kan)形式を除くlまとんど制約がない。3. 日本とインドネシア語の条件形式の共通点と相違点は、用法に関して日本語もインドネシア語も同じく仮定条件文と恒常条件文が用いられる。一方、日本語は事実条件文が用いられるが、インドネシア語は用いられない。モダリティに関して仮定条件文のモダリティの場合、日本語の条件形式は行為系の意志・勧誘・行為要求モダリティの用法に制約が見られる。一方、インドネシア語で、はasal(kan)形式を除くその制約がほとんどないという結果が得られた。

目次
  1. 2018-10-04 再収集 (2コマ目)
  2. 2018-10-04 再収集 (3コマ目)
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各種コード
  • NII論文ID(NAID)
    500000971596
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000001599172
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDLデジタルコレクション
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