書法思想史研究試論 : 文と書を軸にして A Study on the History of Thoughts on Calligraphy
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著者
書誌事項
- タイトル
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書法思想史研究試論 : 文と書を軸にして
- タイトル別名
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A Study on the History of Thoughts on Calligraphy
- 著者名
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亀澤, 孝幸
- 学位授与大学
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大東文化大学
- 取得学位
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博士(書道学)
- 学位授与番号
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甲第119号
- 学位授与年月日
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2015-03-20
注記・抄録
中国において書はいかにして芸術となったか。本論は、その答えを、書を芸術としてみることを可能にするような「思想」の形成過程に探ろうとする。書を批評することは、およそ後漢の頃にはじまり、魏晋南北朝に盛んになった。それはいわゆる「書論」として結実する。書についての思想を尋ねようとするなら、第一に参照しなければならないのはそうした書論であろう。しかし、書という芸術を支える思想の形成過程を考えるとき、狭義の書論のみを研究対象とするのでは不充分である。もとより書は領域横断的な文化であり、書をめぐる思想は、さまざまなテクストに散在しているからだ。本論は、このような視座に立って、書論のみならず、文字学、言語哲学、文学論、画論といった分野のテクストを互いに接続し、交差させる。それによって、書をめぐる「思想」が形成されてゆくダイナミックな過程を浮かび上がらせようとした。
目次
- 2018-10-04 再収集 (2コマ目)