在日ベトナム人社会の研究

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著者

    • 川上, 郁雄 カワカミ, イクオ

書誌事項

タイトル

在日ベトナム人社会の研究

著者名

川上, 郁雄

著者別名

カワカミ, イクオ

学位授与大学

大阪大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

乙第7364号

学位授与年月日

1997-12-16

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

目次

  1. 目次
  2. 序章
  3. 第一章 理論研究
  4. 第一節 研究意義と目的
  5. 一､国民国家と難民
  6. 二､難民研究の方法
  7. 三､難民研究への視角
  8. 第二節 ｢在日ベトナム難民｣の概念
  9. 一､難民の定義とその限界性
  10. 二､｢インドシナ難民｣の歴史的背景
  11. 三､｢インドシナ難民｣への国際的対応
  12. 四､｢インドシナ難民｣の日本定住までの経過
  13. 五､｢在日インドシナ難民｣の法的地位
  14. 六､｢難民｣の地位停止事項
  15. 七､｢在日ベトナム難民｣とは何か
  16. 第二章 調査の概要と研究視点
  17. 第一節 調査の概要
  18. 一､第一次調査
  19. 二､第二次調査
  20. 三､海外調査
  21. 第二節 研究視点
  22. 一､三つの側面
  23. 二､｢在日ベトナム人社会｣の諸側面
  24. 第三章 ベトナムの歴史と文化
  25. 第一節 地理的環境
  26. 第二節 一九世紀までの歴史と文化
  27. 一､海のシルクロード
  28. 二､民族意識と地域性の形成
  29. 三､ベトナムの統一･前近代
  30. 四､村落社会
  31. 五､親族組織
  32. 六､儒教文化
  33. 第三節 二〇世紀初頭からサイゴン陥落まで
  34. 一､植民地時代のベトナム
  35. ニ､独立運動と第一次インドシナ戦争
  36. 三､第二次インドシナ戦争-ベトナム戦争-
  37. 四､都市での生活
  38. 第四節 一九七五年以後
  39. 一､サイゴン陥落後
  40. 二､社会主義への道
  41. 三､経済政策と教育
  42. 四､第三次インドシナ戦争
  43. 五､ドイ･モイ-刷新-
  44. 第四章 在日ベトナム人社会
  45. 第一節 ｢在日ベトナム難民｣の人口動態の諸特徴
  46. 一､在日インドシナ三国の人口とその基本的性格
  47. 二､人口構成
  48. 三､居住地域
  49. 四､人口動態の諸特徴
  50. 第二節 コミュニティの形成
  51. 一､事例1.大阪府U市ので｢ベトナム人自治会｣
  52. 二､事例2.神戸市長田区の｢カトリック共同体｣
  53. 三､分析-コミュニティの形成過程-
  54. 第三節 社会的ネットワークの形成
  55. 一､親族
  56. 二､同郷出身者と中国系ベトナム人
  57. 三､民族的諸組織
  58. 第四節 在日ベトナム人社会の変容-一九八〇年代から一九九〇年代にかけて-
  59. 第五章 在日ベトナム人の家族-定住適応過程と家族観の変容-
  60. 第一節 ベトナム難民六〇世帯のプロフィール
  61. 一､家族と子供
  62. 二､ベトナムでの生活
  63. 三､ベトナム出国から日本入国まで
  64. 四､日本への入国から定住まで
  65. 五､日本での生活
  66. 六､六〇世帯に見る定住適応過程
  67. 第二節 ｢家族｣の再生と適応過程
  68. 一､ケースI トランの場合
  69. 二､ケースII ビンの場合
  70. 第三節 家族観の変容
  71. 一､核家族
  72. 二､夫婦の関係
  73. 三､親子関係
  74. 四､若者世代
  75. 第四節 考察-定住適応過程の諸特徴と家族観の変容
  76. 第六章 言語生活と言語教育-子供たちのバイリンガリズム-
  77. 第一節 子供たちの状況
  78. 一､定住生活の中の子供たち
  79. 二､子供たちの背景
  80. 三､調査の概要
  81. 第二節 言語生活と言語教育
  82. 一､調査結果の分析
  83. 二､母語教育
  84. 三､日本語教育
  85. 第三節 言語生活への社会的影響
  86. 第七章 日本社会におけるベトナム人
  87. 第一節 日本人のベトナム人観
  88. 一､調査の概要
  89. 二､調査の結果と分析
  90. 三､考察
  91. 第二節 在日ベトナム人の生活戦略
  92. 一､脱出
  93. 二､帰化
  94. 三､越僑
  95. 第三節 家族のネットワーク
  96. 一､ケースIII キエットの場合
  97. 二､ケースIV ミンの場合
  98. 三､ケースV ティエンの場合
  99. 四､考察-越境する家族-
  100. 終章 在日ベトナム人社会の展望
  101. 第一節 オーストラリアのベトナム人社会
  102. 一､オーストラリアのベトナム人
  103. 二､調査地と調査の概要
  104. 三､調査の結果と考察
  105. 四､オーストラリアのベトナム人と日本のベトナム人
  106. 第二節 展望-若者たちの心性-
  107. 一､ケースVI ドンの場合
  108. 二､ケースVII フィーの場合
  109. 三､ケースVIII ヒェンの場合
  110. 四､考察-越境する魂-
  111. 第三節 ｢在日ベトナム難民｣から｢在日ベトナム系住民｣へ
  112. 参考文献
  113. 付論 Living Side by Side:A Case Study of Australian-Asian Relations in a Vietnamese Concentrated Community.
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500001595099
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002124622
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • und
  • NDL書誌ID
    • 000000329309
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション

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