古河公方足利氏の研究 koga kubo ashikagashi no kenkyu
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著者
書誌事項
- タイトル
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古河公方足利氏の研究
- タイトル別名
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koga kubo ashikagashi no kenkyu
- 著者名
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佐藤, 博信, 1946-
- 著者別名
-
サトウ, ヒロノブ, 1946-
- 学位授与大学
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早稲田大学
- 取得学位
-
文学博士
- 学位授与番号
-
乙第840号
- 学位授与年月日
-
1991-06-18
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
制度:新 ; 文部省報告番号:乙840号 ; 学位の種類:文学博士 ; 授与年月日:1991/6/18 ; 早大学位記番号:新1725 概要書あり
目次
- まえがき
- 序論
- 一 はじめに
- 二 戦前の研究動向
- 三 室町期の研究動向
- 四 戦国期の研究動向
- 第一部 古河公方足利氏の動向と軌跡
- 第一章 永享の乱後における関東足利氏の動向‐とくに「石川文書」を中心として‐
- はじめに
- 第一節「石川文書」の意義
- 第二節 常陸の安王丸たち
- 第三節 安王丸たちと結城合戦
- 第四節 万寿王丸の登場
- おわりに
- 第二章 足利成氏とその時代
- はじめに
- 第一節 鎌倉府の再建
- 第二節 江の島合戦の意義
- 第三節 享徳の大乱の勃発と展開
- 第四節 古河公方足利氏の成立と上杉氏
- 第五節 上杉顕定の登場と景春の乱
- 第六節 都鄙和睦の成立と特徴
- おわりに
- 補論 足利成氏についての覚‐鎌倉帰還の問題を中心として‐
- はじめに
- 一 成氏の遺跡相続の時期について
- 二 成氏の鎌倉帰還の時期について
- 三 成氏の鎌倉公方就任の時期について
- おわりに
- 第三章 足利政氏とその時代‐上杉顕定との関係を中心として‐
- はじめに
- 第一節「四郎殿」をめぐって
- 第二節 顕定の「御一家」化の背景
- 第三節 顕実と憲房の関係
- おわりに
- 第四章 雪下殿に関する考察‐小弓公方研究の視点を含めて‐
- はじめに
- 第一節 鎌倉府の再建と雪下殿
- 第二節 享徳の大乱と雪下殿
- 第三節 空然の歴史的位置
- 第四節 小弓公方の成立と滅亡
- おわりに
- 第五章 足利晴氏・義氏とその時代‐後北条氏との関係を中心として‐
- はじめに
- 第一節 婚姻関係の成立とその意義
- 第二節 公方義氏の成立と後北条氏
- 第三節 芳春院殿と芳春院周興
- 第四節 越相同盟の成立と後北条氏
- おわりに
- 第六章 古河氏姫に関する考察
- はじめに
- 第一節 古河氏姫の時代
- 第二節 鴻巣御所の時代
- 第三節 古河足利氏から喜連川氏へ
- おわりに
- 第二部 古河公方足利氏と周辺領主
- 第一章 室町期新田岩松氏に関する考察‐「正木文書」・「松陰私語」の検討を中心として‐
- はじめに
- 第一節 東国の内乱と新田岩松氏‐「正木文書」の世界‐
- 第二節 新田岩松氏と横瀬氏‐「松蔭私語」の世界‐
- おわりに
- 第二章 室町・戦国期における小山氏の動向‐代替わりの検討を中心として‐
- はじめに
- 第一節 室町期の動向‐泰朝から政長へ
- 第二節 戦国期の動向‐高朝から秀綱へ-
- おわりに
- 第三章 越後上杉謙信と関東進出‐関東戦国史の一齣‐
- はじめに
- 第一節 領国支配の課題と越後守護職
- 第二節 上洛の目的とその意義
- 第三節 関東進出とその性格
- 第四節 近衛前久と関東進出
- 第五節 越相同盟成立後の動向
- おわりに
- 第四章 北条氏照に関する考察‐古河公方足利義氏との関係を中心として‐
- はじめに
- 第一節 氏照の署名について
- 第二節 氏照の印判状をめぐって
- 第三節 氏照と足利義氏の関係
- 第四節 支城領支配の構造
- おわりに
- 補論 北条氏と後北条氏
- 第三部 古河公方足利氏の家臣団と御料所
- 第一章 関東大草氏に関する考察‐足利氏・後北条氏との関係を中心として‐
- はじめに
- 第一節 室町幕府と大草氏
- 第二節 関東足利氏と大草氏
- 第三節 後北条氏と大草氏
- おわりに
- 第二章 簗田氏の研究
- はじめに
- 第一節 簗田家譜・系図・文書の検討
- 第二節 平安~南北朝期の簗田氏の動向
- 第三節 室町~戦国期の簗田氏の動向
- おわりに
- 第三章 豊前氏の研究
- はじめに
- 第一節 豊前氏の系譜と役割
- 第二節 豊前氏と後北条氏の関係
- 第三節 豊前氏の軌跡
- おわりに
- 第四章 田代氏の研究
- はじめに
- 第一節 三喜斎と沼森をめぐって
- 第二節 頤生軒文賢主と左月庵昌菊蔵主
- 第三節 足利晴氏段階の三喜斎の位置
- 第四節 足利義氏段階の三喜斎の位置
- 第五節 三喜斎と芳春院周興の関係をめぐって
- 第六節 三喜斎の歴史的帰結
- おわりに
- 補論 上総大坪氏のこと
- 第五章 古河公方領に関する考察‐「葛西様御領」をめぐって‐
- はじめに
- 第一節「葛西様御領」の存在
- 第二節 「品川南北」の場合
- 第三節「子安」の場合
- おわりに
- 付論 戦国期における東国国家論の一視点‐古河公方足利氏と御北条氏を中心として‐
- はじめに‐問題視角の設定‐
- 第一節 鎌倉府体制の構造と分解の特徴
- 第二節 公方-管領体制の形成と構造
- 第三節 関八州国家体制と織豊政権
- おわりに
- 成稿一覧
- あとがき
- 索引