教派神道の形成

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Author

    • 井上, 順孝, 1948- イノウエ, ノブタカ, 1948-

Bibliographic Information

Title

教派神道の形成

Author

井上, 順孝, 1948-

Author(Another name)

イノウエ, ノブタカ, 1948-

University

國學院大學

Types of degree

宗教学博士

Grant ID

乙第106号

Degree year

1992-05-27

Note and Description

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

Table of Contents

  1. 目次
  2. まえがき
  3. 序節
  4. 一 研究の目的
  5. 二 研究のマクロな視座
  6. 三 本書の構成
  7. 第一章 神道教派体制の成立過程
  8. 一 はじめに
  9. 二 維新以前の各教派の状況
  10. 三 神方教派体制の準備期
  11. 四 神道教派体制の形成期(1)-教部省時代の施策の効果
  12. 五 神道教派休制の形成期(2)-神官教導職の分離へ
  13. 六 宗教行政への対応(1)-第一期に独立した教派
  14. 七 宗教行政への対応(2)-第二期に独立した教派
  15. 八 補完期における教勢
  16. 九 まとめ
  17. 第二章 研究視点の変遷-戦前と戦後
  18. 第一節 戦前における教派神道研究の動向
  19. 一 研究の隆盛化
  20. 二 戦前の代表的研究
  21. 三 戦前の学術研究の傾向
  22. 四 批判的言及
  23. 五 戦前の研究の特徴
  24. 第二節 戦後の研究動向
  25. 一 神道教派体制の終焉
  26. 二 教派神道研究の縮小化
  27. 三 新宗教研究の影響
  28. 四 明治宗教行政史の研究
  29. 五 数学的研究との関係
  30. 六 今後の展望
  31. 第三章 教派神道研究の新たな視角
  32. 一 分析概念としての教派神道
  33. 二 教派神道と神道系新宗教
  34. 三 宗教システムの一種としての教派神道
  35. 四 思想の運動への転化
  36. 五 組織原理
  37. 六 近代神祗制度との関係
  38. 七 まとめ
  39. 第四章 佐野経彦と神理教の形成
  40. 第一節 佐野経彦の生涯
  41. 一 はじめに
  42. 二 思想形成期
  43. 三 布教期-神理教会の結成から一派独立へ
  44. 四 管長期
  45. 第二節 佐野経彦の思想形成
  46. 一 宗教家への転換点
  47. 二 教祖性の希薄な教祖-従来の経彦像
  48. 三 回想された道程
  49. 四 思想形成に影響を与えた父と師
  50. 五 皇国医道の学習
  51. 六 まとめ
  52. 第三節 運動のアイデンティティ形成
  53. (1)｢東行記｣に見る体験内容
  54. (2) 佐野経彦･ニコライ問答について
  55. 第四節 神理教における示教システムの体系化
  56. 一 はじめに
  57. 二 経彦の神観念
  58. 三 神の働き
  59. 四 五行説の重視
  60. 五 確信の構造
  61. 第五章 新田邦光と神道修成派の形成
  62. 第一節 新田邦光の生涯
  63. 一 はじめに
  64. ニ 組織結成への過程
  65. 三 基本的教え
  66. 第二節 教団の形成
  67. 一 運動のアイデンティティ
  68. ニ 組織の萌芽
  69. 三 組織の変容
  70. 四 門人の特質
  71. 五 まとめ
  72. 第三節 新田邦光とキリスト教
  73. 一 幕末のキリスト教観
  74. 二 維新後のキリスト教批判
  75. 三 比喩によるキリスト教批判の構造
  76. 四 まとめ
  77. 第六章 芳村正秉と神習教の形成
  78. 第一節 芳村正秉の神道家への転換
  79. 一 はじめに
  80. 二 尊王攘夷論者としての正秉
  81. 三 神道家としての正秉
  82. 四 神習教の結成
  83. 五 晩年の正秉と神習教の組織的特性
  84. 第二節 芳村正秉の思想と実践の特質
  85. 一 伝統的観念の継承と展開
  86. 二 惟神の観念
  87. 三 神事について
  88. 四 宗教的実践の追究
  89. 第七章 平山省斎と神道大成教の形成
  90. 第一節 幕臣から神道家へ-平山省斎の座標転換
  91. 一 はじめに
  92. 二 幕臣としての省斎
  93. 三 神道家への転身
  94. 四 大成教の結成
  95. 五 省斎没後の教団
  96. 第二節 神道家としての省斎
  97. 一 神道の理論化
  98. 二 時代の拘束力
  99. 第八章 教派神道の特性
  100. 第一節 宗教行政と神道布教との相克-社寺取調書類纂を中心に
  101. 一 社寺取調書類纂に見られる布教上のジレンマ
  102. 二 キリスト教対策と中･小教院
  103. 三 神官教会
  104. 四 黒住教と禁厭祈禱
  105. 第二節 神道ファンダメンタリズムとグローバル化
  106. 一 神道ファンダメンタリズム
  107. 二 維新期の条件
  108. 三 ネオ･シンクレチズム
  109. 四 グローバル化とは
  110. 五 宗教システムとグローバル化
  111. 六 相反するベクトル
  112. 七 グローバル化概念の意義
  113. 第三節 教派神道の近代宗教史上における意義
  114. 一 どのような特性をもつ宗教システムか
  115. 二 個別の特徴
  116. 三 むすび
  117. 参考文献
  118. あとがき
  119. 年表
  120. 索引
86access

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    500002006799
  • NII Author ID (NRID)
    • 8000002570739
  • DOI(NDL)
  • NDLBibID
    • 000000252438
  • Source
    • NDL ONLINE
    • NDL Digital Collections

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