支那事変和平工作史研究
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著者
書誌事項
- タイトル
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支那事変和平工作史研究
- 著者名
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戸部, 良一, 1948-
- 著者別名
-
トベ, リョウイチ, 1948-
- 学位授与大学
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京都大学
- 取得学位
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法学博士
- 学位授与番号
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乙第7938号
- 学位授与年月日
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1992-09-24
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 論文目録
- 序章 和平工作研究の意味
- 第一節 本書のねらい
- 第二節 本書の構成
- 第一章 政略出兵から全面戦争へ
- 第一節 「対支一撃」
- 第二節 出兵への道
- 第三節 密使の派遣
- 第四節 不拡大方針の放棄
- 第二章 和平の模索
- 第一節 事変処理構想
- 第二節 第三国の仲介
- 第三節 否認論の抬頭
- 第四節 トラウトマン工作再開
- 第五節 和平条件をめぐる論争
- 第六節 トラウトマン工作打ち切り
- 第七節 トラウトマン工作の評価
- 第三章 「対手トセス」声明再考
- 第一節 長期戦の決意
- 第二節 世論対策
- 第三節 国民政府否認
- 第四節 否認をめぐる論争
- 第五節 「黙殺」から「否認」へ
- 第四章 事変処理構想の変遷
- 第一節 臨時政府と維新政府
- 第二節 五相会議の諸決定(一)
- 第三節 五相会議の諸決定(二)
- 第四節 新中央政権樹立工作
- 第五章 和平工作の交錯―宇垣・孔祥煕工作を中心として
- 第一節 宇垣外相の登場まで
- 第二節 宇垣外相の登場
- 第三節 現地工作の進展
- 第四節 高宗武の来日
- 第五節 宇垣の訓令
- 第六節 現地工作の再開
- 第七節 宇垣工作の進展
- 第八節 宇垣辞任の経緯
- 第九節 宇垣工作の評価
- 第六章 「日支新関係調整方針」の策定と汪工作
- 第一節 「調整方針」をめぐる疑問
- 第二節「調整方針」の原案
- 第三節「調整方針」の修正
- 第四節 参謀本部の和平構想
- 第五節 高宗武工作の進展
- 第六節 汪工作の変質
- 第七節 汪工作のその後
- 終章 和平工作の視点から見た支那事変
- 第一節 その後の和平工作
- 第二節 和平工作者
- 第三節 和平条件
- 第四節 和平、謀略、投敵
- あとがき
- 参考文献
- 人名索引