初期ヘーゲル法哲学研究 : 犯罪の弁証法としての近代自然法学批判
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Author
Bibliographic Information
- Title
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初期ヘーゲル法哲学研究 : 犯罪の弁証法としての近代自然法学批判
- Author
-
重松, 博之
- Author(Another name)
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シゲマツ, ヒロユキ
- University
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九州大学
- Types of degree
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博士 (法学)
- Grant ID
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甲第3038号
- Degree year
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1993-03-26
Note and Description
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
Table of Contents
- はじめに
- 第一章 自由な共同と強制をめぐる前史
- 1.<克服>概念と絶対的否定性
- 2.ルソーにおける自由と強制の問題
- 3.フィヒテにおける自由と強制の問題
- 4.ヘーゲル「キリスト教の精神とその運命」における自由と強制の問題--自由・犯罪・刑罰をめぐる「犯罪の弁証法」の成立--
- 第二章 「自然法論文」における自由・犯罪・刑罰の問題
- 1.フィヒテ自然法論批判と<克服>としての自由
- 2.刑罰と自由--<克服>の関係として--
- 3.<克服>の関係としての市民社会と国家
- 第三章 『人倫の体系』における自由・犯罪・刑罰の問題
- 1.『人倫の体系』の体系構成と自由
- 2.自然的人倫と人格としての自由
- 3.純粋な自由と犯罪
- 4.実在化された自由--人倫と和解--
- 第四章 近代社会契約説批判と<自然法学>の再構成
- 1.ヘーゲルの社会契約説批判
- 2.ヘーゲルによる<自然法学>の再構成
- おわりに