視覚障害者(児)に対する学生および教師の態度に関する因子論的研究

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著者

    • 河内, 清彦, 1947- カワウチ, キヨヒコ, 1947-

書誌事項

タイトル

視覚障害者(児)に対する学生および教師の態度に関する因子論的研究

著者名

河内, 清彦, 1947-

著者別名

カワウチ, キヨヒコ, 1947-

学位授与大学

筑波大学

取得学位

博士 (教育学)

学位授与番号

乙第582号

学位授与年月日

1990-03-23

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

人は誰しも、人との関わりなしに生きていくことはできない。視覚障害者(児)も一般の社会で生活し、社会の人々に影響を与えると同時に、社会の人々からも影響を受ける毎日を送っている。とくに社会の人々からの影響は、視覚障害者(児)が真に豊かな生活を送れるか否かを左右する極めて重要な要因となっている。このことに筆者が気づかされたのは、卒業論文を書いていたときであった。 ・・・

1989

目次

  1. 目次
  2. まえがき
  3. 第І部 序論
  4. 第1章 視覚障害者(児)に対する周囲の人々の態度の役割に関する研究の展望
  5. §1 視覚障害への適応における周囲の人々の役割
  6. §2 視覚障害者(児)に対し学生および教師が持つ態度内容とその意味
  7. 1.海外における学生および教師の視覚障害者(児)に対する態度の内容
  8. 2.わが国の実情とその問題点
  9. 第2章 身体障害者(児)に対する学生および教師の態度構造に関する研究の展望
  10. §1 身体障害者(児)に対する態度構造の体系化
  11. 1.態度構造研究における歴史的経緯
  12. 2.身体障害者(児)に対する学生および教師の態度の基準枠となる基本的態度領域
  13. 3.三つの側面における六つの態度領域の意味
  14. §2 最も広く用いられている1次元的尺度ATDPの妥当性
  15. 1.ATDP尺度の因子構造研究
  16. 2.ATDP尺度の因子構造
  17. 第3章 身体障害者(児)に対する学生および教師の態度形成要因に関する研究の展望
  18. §1 身体障害者(児)に対する態度に及ぼす性別の影響に関する研究の展望
  19. 1.文献研究の概観
  20. 2.研究資料の収集と分析内容
  21. 3.性別の影響と時代との関係
  22. §2 身体障害者(児)に対する態度に及ぼす接触経験の影響に関する研究の展望
  23. 1.研究資料の収集と分析内容
  24. 2.接触方法と態度への影響との関連
  25. §3 身体障害者(児)に対する態度の形成要因としての人格特性に関する研究の展望
  26. 1.身体障害者(児)に対する非好意的態度と関係する人格特性
  27. 2.身体障害者(児)に対する好意的態度と関係する人格特性
  28. 第ІІ部 本論
  29. 第4章 視覚障害者(児)に対する学生および教師の態度における個人的意見の構造に関する研究
  30. §1 問 題
  31. §2 方 法
  32. 1.意見項目の作成
  33. 2.調査対象者
  34. 3.分析内容
  35. §3 結果の概要
  36. 1.個人的意見に含まれる因子の内容
  37. 2.個人的意見の態度に含まれる因子と被調査者グループとの関連
  38. §4 結果のまとめ
  39. 1.視覚障害者(児)に対する態度構造について
  40. 2.視覚障害者(児)に対する個人的意見の態度に含まれる因子について
  41. 第5章 視覚障害者(児)に対する学生および教師の態度における社会的望ましさの構造に関する研究
  42. §1 問題
  43. §2 方法
  44. 1.調査対象者
  45. 2.調査用紙の作成と社会的望ましさ尺度値(SDSV)の算出
  46. 3.分析内容
  47. §3 結果の概要(1)社会的望ましさ尺度値(SDSV)の特性
  48. 1.社会的に最も望ましい(望ましくない)態度の内容
  49. 2.社会的望ましさ尺度値(SDSV)の共通性と明確性
  50. §4 結果の概要(2)態度構造と形成要因
  51. 1.社会的望ましさの態度に含まれる因子の内容
  52. 2.社会的に望ましさ態度に含まれる因子と被調査者グループとの関連
  53. §5 結果のまとめ
  54. 1.社会的望ましさの判断の特性について
  55. 2.社会的望ましさの態度構造について
  56. 3.視覚障害者(児)に対する社会的望ましさの態度に含まれる因子について
  57. 第6章 視覚障害者(児)に対する個人的意見と社会的望ましさとの相互関係に関する研究
  58. §1 問題
  59. §2 方 法
  60. 1.基準変量と予測変量の設定
  61. 2.調査対象者
  62. 3.分析内容
  63. §3 結果の概要
  64. 1.個人的意見と社会的望ましさとの相互関係
  65. 2.冗長度指数による予測
  66. 3.得られた正準因子上での被調査者グループの比較
  67. §4 結果のまとめ
  68. 1.個人的意見の側面と社会的望ましさの側面との相互関係について
  69. 2.被調査者グループと正準因子との関連について
  70. 第7章 視覚障害者(児)に対する学生の態度に及ぼす接触経験,専攻学科および性別の影響に関する研究
  71. §1 問題
  72. §2 方法
  73. 1.調査対象者
  74. 2.視覚障害者(児)に対する多面的態度質問紙の作成
  75. 3.視覚障害者(児)に対する社会距離尺度の作成
  76. 4.視覚障害者(児)との接触度指標
  77. 5.分析内容
  78. §3 結果の概要
  79. 1.七つの視覚障害因子尺度と接触経験との関連
  80. 2.七つの視覚障害因子尺度と専攻学科との関連
  81. 3.七つの視覚障害因子尺度と性別との関連
  82. 4.社会距離尺度と接触経験,専攻学科および性別との関連
  83. §4 結果のまとめ
  84. 1.接触経験の影響について
  85. 2.専攻学科の影響について
  86. 3.性別の影響について
  87. 第8章 視覚障害者(児)に対する学生の態度と社会的態度,人格特性および職業興味との関係に関する研究
  88. §1 問題
  89. §2 方法
  90. 1.本調査対象者
  91. 2.調査項目の収集と予備調査
  92. 3.本調査の尺度構成
  93. 4.分析内容
  94. §3 結果の概要
  95. 1.障害因子と社会態度因子との関連
  96. 2.障害因子と人格特性因子との関連
  97. 3.障害因子と職業興味因子との関連
  98. §4 結果のまとめ
  99. 1.視覚障害者への態度と社会的態度との関連について
  100. 2.視覚障害者への態度と人格特性との関連について
  101. 3.視覚障害者ヘの態度と職業興味との関連について
  102. 第9章 視覚障害者(児)に対する多面的態度尺度作成の試み
  103. §1 問題
  104. §2 方法
  105. 1.視覚障害者(児)に対する態度を構成する基本的要素の選定
  106. 2.項目の収集と調査対象者
  107. 3.尺度構成
  108. §3 結果の概要
  109. 1.グループ主軸法因子分析による下位尺度項目の選定
  110. 2.五つの下位尺度間の相互相関係数
  111. 3.五つの下位尺度の信頼性
  112. 4.五つの下位尺度の妥当性
  113. §4 結果のまとめ
  114. 1.視覚障害者(児)に対する多面的態度尺度の下位尺度について
  115. 2.視覚障害者に対する多面的態度尺度の信頼性と妥当性について
  116. 結語
  117. §1 要約
  118. §2 態度改善への提言
  119. 引用文献
83アクセス

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002020358
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002584316
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000266699
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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