語彙論研究
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著者
書誌事項
- タイトル
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語彙論研究
- 著者名
-
宮島, 達夫, 1931-2015
- 著者別名
-
ミヤジマ, タツオ, 1931-2015
- 学位授与大学
-
大阪大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
乙第7064号
- 学位授与年月日
-
1996-12-06
注記・抄録
博士論文
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- もくじ
- 第1部 語彙の体系
- 第1章 語彙の体系
- はじめに
- 第1節 意味の体系
- 第2節 意味的対立のとけあいと中和
- 第3節 語種と意味
- 第4節 形の面での体系
- 第5節 文体上の体系
- 第2章 日本語とヨーロッパ語の移動動詞
- 第1節 はじめに
- 第2節 基本動詞の概観
- 第3節「方向」型言語と「移動法」型言語
- 第4節 主観的方向と客観的方向
- 第5節 つけたり
- 第3章 専門語研究の視点
- 第1節「専門語」とはなにか
- 第2節「専門語」と「位相語」
- 第3節 社会の分化と専門語
- 第4節 専門語研究の課題
- 第2部 単語とその意味
- 第1章 単語の本質と現象
- 第1節 単語の本質
- 第2節 単語の現象
- 第3節 単語中心の言語学
- 第2章 単位語の認定
- 第3章 無意味形態素
- 第1節「無意味形態素」とはなにか
- 第2節 無意味形態素と唯一形態素
- 第3節 無意味形態素の種類
- 第4節 慣用句特有語としての無意味形態素
- 第5節 無意味化と有意味化
- 第4章 1拍語形の不安定性
- 第5章 意味の体系性
- 第1節 意味指導と意味体系
- 第2節 意味の体系性
- 第3節 意味を区別する特徴
- 第6章 言語のあいまいさ
- 第1節「あいまい」の意味
- 第2節 単語の意味における「あいまいさ」
- 第3節「あいまいさ」の可能性と現実性
- 第4節 言語学は「あいまいさ」をどうあつかうか
- 第3部 単語の文体的性質と意味
- 第1章 単語の文体的特徴
- 第1節 文章の文体と単語の文体
- 第2節 単語の文体の分類
- 第3節 単語の使用範囲と文体
- 第4節 単語の意味・かたちと文体
- 第5節 言語単位と文体
- 第6節 語種と文体
- 第7節 辞典と文体
- 第2章 動詞の意味と文体的性質
- 第1節 単語の文体的性質
- 第2節 文章語における意味の限定
- 第3節 文章語における意味のかたより
- 第4節 俗語における意味のかたより
- 第3章 名詞・形容詞の文体と意味
- 第1節 はじめに
- 第2節 関係の分類
- 第3節 考察
- 第4章 日中同形語の文体差
- 第1節 問題の所在
- 第2節『岩波中国語辞典』の文体の規定
- 第3節 全体としての文体差
- 第4節 文体差の実例
- 第5節 ズレの原因など
- 第5章 単語の文体と意味-英語・ドイツ語・中国語
- 第1節 英語
- 第2節 ドイツ語
- 第3節 中国語
- 第4部 単語の文法的性質と意味
- 第1章 動詞の意味と文法的性質
- 第1節 単語の文法的性質
- 第2節 語彙的意味と文法的性質との関係
- 第3節 用法の限定による品詞性の変化
- 第4節 動詞の意味と形態論的性質
- 第5節 動詞の意味と構文論的性質
- 第2章「ドアをあけたが,あかなかった」
- 第1節 問題点
- 第2節 問題になる動詞の種類
- 第3節 辞典での意味記述
- 第4節 結果性の実現条件
- 第3章 動詞の意味範囲の日中比較
- 第1節 まえおき
- 第2節 動詞の意味にふくまれる動作の範囲
- 第3節 動作性と結果性が強調される条件
- 第4節 中国語の時間量表現
- 第5節 アスペクトからみた中国語動詞の分類
- 第6節 結果性からみた中国語動詞の特徴
- 第7節「しようとする」の意味と訳
- 第8節 日中で意味範囲のちがう例
- 第4章 格支配の量的側面
- 第1節 格支配の能力とあらわれかた
- 第2節 移動動詞についての調査
- 第3節 調査結果の分析
- 第4節 格の共存と反発
- 第5節 調査の意味づけ
- 第5章 移動動詞と格・前置詞-ヨーロッパ語との比較
- 第6章 形容詞の語形と用法
- 第7章 情態副詞と陳述
- 第1節 呼応と共起
- 第2節 情態副詞とテンス
- 第3節 情態副詞とムード
- 第4節 陳述副詞の客観化
- 第8章 カカリの位置
- 第9章 文法体系について
- 第1節 体系全部をとりあげること
- 第2節 助詞,助動詞をきらないこと
- 第3節 形式主義をすてること
- 第4節 語彙との関係をかんがえること
- 第5部 付録
- 宮島達夫・小沼悦「言語研究におけるシソーラスの利用」
- 索引
- あとがき