組織文化におけるジェンダーロールと女性労働に関する研究
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著者
書誌事項
- タイトル
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組織文化におけるジェンダーロールと女性労働に関する研究
- 著者名
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斎藤, 悦子
- 著者別名
-
サイトウ, エツコ
- 学位授与大学
-
昭和女子大学
- 取得学位
-
博士 (学術)
- 学位授与番号
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乙第9号
- 学位授与年月日
-
1996-03-08
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 論文要旨
- 目次
- 第I部 本研究の目的と組織文化に関する予備的考察
- 第1章 問題の所在と本研究の構成
- 第1節 問題の所在と本研究の目的
- 1、新時代の日本的経営と女性労働者
- 2、日本の女性労働問題を生み出す土壌
- 3、本研究の目的と独自性
- 第2節 本研究の方法・枠組・構成
- 1、本研究の方法と枠組
- 2、本研究の構成
- 第2章 組織文化・企業文化におけるジェンダーロール視点の重要性
- 第1節 組織文化・企業文化に関する先行研究
- 1、組織文化・企業文化の背景となる経営学理論の系譜
- 2、組織文化・企業文化研究動向
- 3、組織文化・企業文化の先行研究―概念分析―
- 第2節 組織文化へのジェンダーロール視点の導入―先行研究―
- 1、1980年代前半までの組織文化論と女性労働問題研究
- 2、1980年代後半以降の組織文化論とジェンダ―研究の結合
- 第3節 本研究における組織文化のモデルと定義
- 1、本研究の基盤としてのScheinモデルとその修正
- 2、本研究における組織文化のモデルと定義
- 3、本研究における組織文化概念の位置づけ
- 第I部 まとめ
- 第II部 ジェンダーロールの形成に関する考察
- 第3章 日本におけるジェンダーロール意識
- 第1節 ジェンダーロール意識に関する先行研究
- 1、1950年以前
- 2、1950年-1980年
- 3、1980年-現在
- 第2節 日本における若男女の性度
- 1、はじめに
- 2、調査方法
- 3、結果
- 4、考察
- 第4章 日本におけるジェンダーロールの社会化―テレビコマーシャルを例に―
- 第1節 先行理論とテレビコマーシャル調査の意義
- 1、ジェンダーロール社会化に関する理論
- 2、テレビコマーシャルがジェンダーロール社会化に及ぼす影響
- 3、組織文化におけるテレビコマーシャルの位置づけ
- 第2節 テレビコマーシャルの日米比較研究
- 1、はじめに
- 2、調査方法
- 3、結果
- 4、考察
- 第3節 テレビコマーシャルの日本とオーストラリアの比較研究
- 1、はじめに
- 2、調査方法
- 3、結果
- 4、考察
- 第II部 まとめ
- 第III部 組織文化論のジェンダリング
- 第5章 企業文化と女性労働
- 第1節 企業文化におけるジェンダーロールと日本的経営
- 1、はじめに
- 2、企業文化論と日本的経営論・日本型企業社会論
- 3、女性労働問題にとっての企業文化論研究の意義
- 4、ジェンダーロール視点の導入
- 5、企業文化におけるジェンダーロールと日本的経営の膠着の特殊性
- 第2節 就職前のキャリアへの動機づけ―キャリア意思決定自己効力の研究―
- 1、はじめに
- 2、自己効力理論
- 3、調査方法
- 4、結果
- 5、考察―企業文化におけるジェンダーロールとの関連で―
- 第3節 女性労働者のキャリア開発―ヒーブ査から―
- 1、はじめに
- 2、調査方法と調査協力者の特性
- 3、結果と考察
- 4、女性労働者のキャリア開発の意義―組織文化の視点から―
- 第6章 企業文化と生活文化
- 第1節 組織文化におけるジェンダーロールが夫妻の生活時問に及ぼす影響
- 1、はじめに
- 2、調査方法と調査協力者の特性
- 3、結果と考察
- 4、まとめ
- 第2節 企業文化と生活文化の関連
- 1、はじめに
- 2、企業文化と生活文化
- 3、企業文化論からみた生活文化
- 4、日本型企業社会の生活文化
- 第III部 まとめ
- 終章 日本型組織文化の変革と女性労働の将来
- 第1節 本研究全体の総括
- 第2節 日本型組織文化の特徴とその特殊性
- 1、日本型企業社会と組織文化
- 2、日本における組織文化論とジェンダーロール研究の特殊性
- 第3節 組織文化のジェンダリングが示唆するもの
- 1、ジェンダーニュートラルな組織文化と女性労働
- 2、日本における女性労働の将来に向けて
- 引用文献一覧
- 調査の共同研究者一覧
- 資料