昭和初期の郊外住宅地とその住居に関する研究

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著者

    • 牧田, 知子 マキタ, トモコ

書誌事項

タイトル

昭和初期の郊外住宅地とその住居に関する研究

著者名

牧田, 知子

著者別名

マキタ, トモコ

学位授与大学

東京大学

取得学位

博士 (工学)

学位授与番号

甲第12527号

学位授与年月日

1997-03-28

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

欠ページ：主論文　資料32ページ

目次

  1. 論文の要旨
  2. 目次
  3. 序章
  4. 第1節 研究の目的と意義
  5. 第2節 既往研究及び研究範囲･史料
  6. 第3節 本論文の背景
  7. 1)中流住宅に関する研究
  8. 2)郊外住宅地に関する研究
  9. 3)生活改善運動に関する研究
  10. 4)都市階層について
  11. 補節
  12. 1. 大正末期の東京･大阪における｢場末｣と都市｢郊外｣
  13. 2. 昭和初期の文化住宅(文化的小住宅)
  14. 第1章 昭和初期の計画的郊外住宅地 ―大美野田園都市(大阪府堺市)における田園都市論の引用から｢数奇屋住宅(茶室付住宅)区｣まで―
  15. 第1節 はじめに
  16. 1-1 研究の目的と方法
  17. 1-2 北野田村における｢大美野田園都市｣の誕生
  18. 1-3 住宅地デザインとしての｢大美野田園都市｣の特徴
  19. 第2節 前期計画地内における住宅
  20. 2-1 ターミナルデパート―電鉄―住宅地という構図
  21. 2-2 第一期計画地内の住宅
  22. 第3節 後期計画地内の住宅
  23. 3-1 週末住宅･菜園別荘地としての宣伝
  24. 3-2 数奇屋(茶室付住宅)区の成立
  25. 第4節 ｢大美野田園都市｣における｢田園都市｣の意味
  26. 小結 昭和初期における田園都市論の引用,新たな環境要素の模索による住宅地環境の維持
  27. 註
  28. 第2章 昭和初頭の計画的郊外住宅地 ―鵠沼･片瀬(神奈川県藤沢市)における別荘地文化の継承とミッション系施設のコミュニティー
  29. 第1節 はじめに
  30. 1-1 研究の目的と既往研究
  31. 1-2 研究対象の地理的範囲と方法
  32. 第2節 別荘地･鵠沼の黎明
  33. 2-1 明治20年代における大給家の御用邸誘致構想
  34. 2-2 別荘地鵠沼の成立
  35. 第3節 鵠沼における別荘居住･滞在
  36. 3-1 対象期の鵠沼
  37. 3-2 関東大震災後の鵠沼
  38. 3-3 関東大震災前～後の建築的な変遷
  39. 第4節 山本信次郎｢片瀬西浜分譲地｣
  40. 4-1 ｢鵠沼｣の隣地｢片瀬｣
  41. 4-2 小田急江ノ島線開通(昭和4年)以前の構想
  42. 4-3 ｢片瀬西浜分譲地｣(昭和5年)
  43. 4-4 敷地内に建設された駅前店舗と貸家
  44. 4-5 別荘地内の土地登記
  45. 第5節 片瀬の住環境整備
  46. 5-1 カトリック片瀬教会の建設(昭和14年)
  47. 5-2 片瀬乃木女学校(現･湘南白百合学園)(昭和13年)
  48. 5-3 建築家･田村鎮と片瀬
  49. 小結 別荘地的環境要素の蓄積と引用,ミッション系教育施設､教会､商店街の建設
  50. 註
  51. 第3章 昭和初期の自然発生的郊外住宅地 ―桐生における'山の手'エリア･宮本町(群馬県)の成立―
  52. 第1節 はじめに
  53. 第2節 近代桐生の市街化と都市施設
  54. 2-1 人工増加と市街化の関係
  55. 2-2 都市施設の普及
  56. 第3節 桐生における住宅の近代化
  57. 3-1 森家貸家について ―蔵付独立一戸建てから職工住宅まで―
  58. 3-2 中村家貸家と宮本町の和洋折衷住宅群(昭和5年頃～) ―書斎あるいは応接室付き貸家の経営―
  59. 第4節 近代における建築請負業者
  60. 4-1 吉田組と清水巖(桐生クラブ設計者)
  61. 4-2 小川組の桐生出張所
  62. 小結 住居専用の'山の手'エリアの成立 賃貸式文化的小住宅･洋館,別荘
  63. 註
  64. 桐生の洋風建造物リスト,写真解説
  65. 第4章 郊外住宅の商品化 ―大坂三越住宅建築部と白木屋(東京)住宅部―
  66. 第1章 はじめに
  67. 1-1 研究の目的と既往研究
  68. 1-2 岡田孝男の略歴
  69. 第2節 岡田孝男と｢小住宅｣
  70. 2-1 住宅様式の類型化
  71. 2-2 新しい家族像に基づく｢小住宅｣の商品化
  72. 2-3 ｢三つの住宅｣と日本版｢生長する家｣
  73. 第3節 実際の三越住宅
  74. 3-1 大坂･三越住宅建築部開設(昭和5年)の経緯
  75. 3-2 作品の規模･構造
  76. 3-3 住宅各室の特徴
  77. 第4節 三越作品の室配置及び室構成について
  78. 4-1 室配置の通則としての中廊下形プラン
  79. 4-2 住宅規模の室構成の関係
  80. 第5節 白木屋(東京)建築部の住宅作品
  81. 小結 昭和初期における郊外住宅の商品化,その理念と現実
  82. 註
  83. 岡田孝男｢ペンの跡｣目録
  84. 第5章 郊外住宅と民間｢アパートメント･ハウス｣ ―都市中間層に向けた住宅改良の成果からみた両者の関係―
  85. 第1節 はじめに
  86. 1-1 既往の目的と既往研究
  87. 1-2 研究の範囲･項目
  88. 1-3 郊外住宅に対応するアパートメント･ハウス
  89. 第2節 アパートメント･ホテルの概念
  90. 2-1 アメリカにおけるアパートメント･ハウスとアパートメント･ホテル
  91. 2-2 アパートメント･ホテルという概念の日本への導入
  92. 2-3 アパートメント･ハウスと郊外住宅地における共有･共同という課題
  93. 第3節 民間アパートメント･ハウスの実践
  94. 3-1 1910～1920年の新しい共同住宅(木造)
  95. 3-2 1925～1935年の民間アパートメント･ハウス(RC造)の特質
  96. 3-3 1936年以降の民間アパートメント･ハウス､｢和朗フラット｣(昭和10年頃)について
  97. 3-4 新しい共同住宅及び民間アパートメント･ハウスの経営者と住人
  98. 小結 昭和初期における民間｢アパートメント･ハウス｣の特質,郊外住宅地との共通項,中流住宅としての民間アパート
  99. 註
  100. 和朗フラット調査表
  101. 結章
  102. 第1節 各章のまとめ
  103. 第2節 結論
  104. 論文目録
  105. あとがき
  106. 昭和初期の郊外住宅地とその住居に関する研究
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002075283
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002639327
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000325219
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション

書き出し

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