梶井基次郎研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
梶井基次郎研究
- 著者名
-
鈴木, 貞美, 1947-
- 著者別名
-
スズキ, サダミ, 1947-
- 学位授与大学
-
総合研究大学院大学
- 取得学位
-
博士 (学術)
- 学位授与番号
-
乙第33号
- 学位授与年月日
-
1997-03-24
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
総研大乙第33号
目次
- はじめに
- I 二〇世紀のはじめ、大阪に生まれる―丁稚奉公と恋の空騒ぎ
- 没落商家の二〇世紀
- 厳母慈父
- 東京へ
- 鳥羽にて
- 丁稚奉公に出る
- 初恋の空騒ぎ
- II 三高入学―肺病になりたい
- 三高入学
- 教養主義の渦
- 肺病になりたい
- 最初の転地療養
- 友情と孤独と
- 心理への関心
- III 自我と表現―先駆的な芸術理論
- 新たな衝撃
- 幻の処女作
- 童貞を捨てさせろ
- 自我の信仰
- 先駆的な芸術理論
- 詩のシンフォニー
- 創作に向かう
- IV 放埓と懺悔―性欲は宇宙の意志
- 放埓の日々
- 懺悔の生活
- 性欲は宇宙の意志
- 大正生命主義の影
- 感覚の記憶
- 自己観察者の位置
- 習作ふたつ
- 公演中止事件
- 卒業まで
- V 「青空」創刊まで―感受性の変革
- 東大生、本郷で道を訊き
- 華やかな孤独
- 感受性の変革
- 城のある町にて
- ある挫折
- VI 作家の誕生―『檸檬』を書く
- 作品『檸檬』
- 小説の理想
- 『城のある町にて』
- 目黒の不動さん
- 同志と出会う
- VII 新時代へのうねり―転位する魂
- 麻布飯倉片町
- 存在の証し
- 旅情のテーマ
- 「青空」紛糾
- 生命への信頼
- 『ある心の風景』
- とことはの過ぎてゆく者
- 二重のミステリー
- VIII 湯ケ島の作品群―絶望と生きんとする意志
- 〈リヤリスチツク・シンボリズム〉
- 絶望の行方
- 「このひとは危ない」
- 生の幻影は……
- ボードレールの影
- 『冬の蝿』
- IX 地球に痕を残す―思想の変転、方法の円熟
- 意力のある無常感
- 帰阪
- 『桜の樹の下には』
- 病床のマルキスト
- 三つの佳品
- X 現代の古典ヘ―叛逆する魂の表現者
- 作品集『檸檬』
- 余命との競りあい
- 『のんきな患者』
- 基次郎の最期
- 梶井基次郎の現代性
- あとがき
- 目次
- 1、はしがき
- 2、注及び研究ノートのための序
- 3、注及び研究ノート
- はじめに
- I 二〇世紀のはじめ、大阪に生まれる
- II 三高入学
- III 自我と表現
- IV 放埓と懺悔
- V 「青空」創刊まで
- VI 作家の誕生
- VII 新時代へのうねり
- VIII 湯ヶ島の作品群
- IX 地球に痕を残す
- X 現代の古典ヘ
- 4、あとがき
- 付、参考文献一覧
- 付、副論文『「生命」で読む日本近代』正誤表