與謝野晶子研究 : 第一次「明星」期を中心に
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著者
書誌事項
- タイトル
-
與謝野晶子研究 : 第一次「明星」期を中心に
- 著者名
-
加古, 美奈子
- 著者別名
-
カコ, ミナコ
- 学位授与大学
-
岡山大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
甲第2030号
- 学位授与年月日
-
2000-03-25
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 〈目次〉
- 凡例
- 序
- 第一章 與謝野晶子の創作活動とその背景―『みだれ髪』、晶子の詩歌、美文、小説、評論等とその思想、文芸論
- 第一節 與謝野晶子『みだれ髪』の成立―『みだれ髪』の同時代評をめぐって
- 〈注〉第一章 第一節
- 第二節 『みだれ髪』の表現と短歌という詩形式―美文「はたち妻」をめぐって
- 一 美文「はたち妻」の解釈と『みだれ髪』との表現比較
- ニ 「はたち妻」と『みだれ髪』にみられる美文と短歌の相違
- 〈注〉第一章 第二節 一 二
- 第三節 與謝野晶子と「近代恋愛」―美文「経机」と「非婚主義」をめぐって
- 一 美文「経机」と「私の見た少女」
- 二 晶子とトルストイの「非婚主義」
- 三 美文「経机」と晶子のもう一つの理想像
- 〈注〉第一章 第三節 一 二 三
- 第四節 與謝野晶子の小説と田山花袋『蒲団』批判
- 一 輿謝野晶子の『蒲団』批判
- 二 與謝野晶子の小説-『明るみへ』『雲のいろいろ』
- 〈注〉第一章 第四節 一 二 三
- 第二章 與謝野晶子と美術―『みだれ髪』と絵画表現をめぐって
- 第一節 『みだれ髪』の色彩表現
- 一 『みだれ髪』の色彩語の用例
- 二 『みだれ髪』の色彩語の象徴性―白、紅、紫
- 三 『みだれ髪』の色彩表現の特色と背景
- 〈注〉第二章 第一節 一 二 三
- 第二節 『みだれ髪』の「髪」と「アール・ヌーヴォー」
- 一 「明星」、『みだれ髪』と「アール・ヌーヴォー」
- 二 『みだれ髪』の「髪」の歌と「水」のイメージ
- 〈注〉第二章 第二節 一 二
- 第三節 『みだれ髪』の「髪」と世紀末絵画、「ファム・ファタル」
- 一 『みだれ髪』の「髪」と「ファム・ファタル」
- 二 晶子の歌に表現された「ファム・ファタル」
- 〈注〉第二章 第三節 一 二
- 第四節 與謝野晶子と夏目漱石―絵画的表現の比較
- 一 漱石、晶子の浪漫主義的表現
- 二 漱石、晶子の絵画的女性像―『草枕』の「裸体画」、『虞美人草』
- 〈注〉第二章 第四節 一 二
- 第三章 與謝野晶子と古典―『源氏物語』を中心に
- 第一節 與謝野晶子の生涯と古典、『源氏物語』
- 一 『源氏物語』に学ぶ輿謝野晶子
- 〈注〉第三章 第一節 一
- 二 「晶子源氏」について
- 1 『新譯源氏物語』書誌―本文改訂の経緯
- 2 『新新譯源氏物語』書誌―諸本の異同
- 3 「晶子源氏」の成立と評価
- 〈注〉第三章 第一節 二
- 附 與謝野晶子『源氏物語礼讃』解題と評釈
- 第二節 與謝野晶子における古典の受容―晶子の作品への古典的情緒投影
- 一 晶子の歌に表現された「髪」と古典的情緒―『源氏物語』浮舟をめぐって
- 二 晶子の歌と「末摘花」「蓬生」―「女主人の零落」、遺愛の梅、蕪村
- 三 晶子の歌への『源氏物語』投影
- 四 晶子の古典摂取とその背景
- 〈注〉第三章 第二節 一 二 三 四
- 第三節 與謝野晶子と古典の意義―晶子の評論から
- 一 與謝野晶子の古典研究―『紫式部新考』の論調
- 二 與謝野晶子における古典の意義―初期歌、評論をめぐって
- 〈注〉第三章 第三節 一 ニ
- 結 與謝野晶子の作歌意識―晶子の「幻想」と浪漫主義
- 〈注〉結
- 初出一覧
- 使用テキスト/参考文献