存在と差異 : ドゥルーズにおける「発生」の問題
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著者
書誌事項
- タイトル
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存在と差異 : ドゥルーズにおける「発生」の問題
- 著者名
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江川, 隆男
- 著者別名
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エガワ, タカオ
- 学位授与大学
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東京都立大学
- 取得学位
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博士 (文学)
- 学位授与番号
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乙第1039号
- 学位授与年月日
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2001-02-20
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 目次
- 第一章 批判と創造の円環
- 新たなる批判哲学の課題―超越論的〈経験論〉の諸条件―超越論的なものの発生的諸要素としての「実在的経験」
- 註
- 第二章 超越論的経験論の問題構制
- 使用と行使について―感性の行使とは何か―超越論的経験論の意義―諸能力の差異と発散
- 註
- 第三章 逆-感官と発生の問題
- 逆-感官の三つの規定(〈より少なければ、それだけより多く〉、〈より離接的であれば、それだけより十全に通じ合う〉、〈より判明であれば、それだけより曖昧な〉;〈より明晰であれば、それだけより混雑な〉)―二つの多様体(その還元不可能な非対称性)―潜在的〈理念〉の図式論
- 註
- 第四章 存在の一義性の〈実在的定義〉
- 〈存在〉という一義的なものについて―存在の一義性の〈名目的定義〉から〈実在的定義〉へ―スコトゥスにおける存在の一義性―スピノザにおける存在の一義性―可塑的原理としての一義的〈存在〉―永遠回帰(〈実在的定義〉と〈超越論的圏閾〉との絶対的一致)
- 註
- 第五章 超越論的〈反-実現〉論
- 〈生〉と受動的綜合―生ける現在における〈存在〉(時間の第一の綜合)―純粋過去における〈存在〉(時間の第二の綜合)―「想起されることしかできないもの」を反-実現する能力(超越的記憶について)―時間の第三の綜合(空虚な純粋形式としての時間、ただ一本の直線から構成される迷宮)―強度の問題(超越的感性について)―永遠回帰としての未来における〈存在〉
- 註