ミル「論理学体系」の形成

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著者

    • 矢島, 杜夫, 1947- ヤジマ, モリオ, 1947-

書誌事項

タイトル

ミル「論理学体系」の形成

著者名

矢島, 杜夫, 1947-

著者別名

ヤジマ, モリオ, 1947-

学位授与大学

國學院大學

取得学位

博士 (経済学)

学位授与番号

乙第125号

学位授与年月日

1995-02-22

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

学位論文本体及び論文要旨 : 1-215コマ

目次

  1. 目次
  2. はじめに
  3. 第一章 「論理学」への関心
  4. 第一節 父ジェームズ・ミルの英才教育
  5. 第二節 連想心理学の受容
  6. 第三節 直覚主義の理論の検討
  7. 第四節 精神の危機と哲学的必然性
  8. 第五節 ホエートリの論理学
  9. 第二章 マコーレーとベンサム派の論争
  10. 第一節 マコーレーとベンサム派の論争の背景
  11. 第二節 ジェームズ・ミルの「統治論」に対するマコーレーの最初の攻撃
  12. 第三節 ベンサム派の応酬とマコーレーの再批判
  13. 第四節 論争がミルの『論理学体系』に与えた影響
  14. 第三章 推論と帰納
  15. 第一節 推論の帰納による基礎づけ
  16. 第二節 帰納論理学の諸規則
  17. 第四章 帰納論理学の形成〔I〕-ハーシェルとミル-
  18. 第一節 自然科学の社会科学への適用
  19. 第二節 帰納と演繹の混合された方法
  20. 第三節 「相反する諸原因」と「証明」の理論
  21. 第四節 四つの実験的な方法
  22. 第五節 ハーシェルの提言による『体系』第一版の修正
  23. 第五章 帰納論理学の形成〔II〕-ヒューエル博士とミル-
  24. 第一節 帰納論理学の行き詰まりとその克服
  25. 第二節 帰納をめぐるヒューエル博士とミルの論争
  26. 第三節 ヒューエル博士の「分類」の検討
  27. 第四節 ヒューエル博士の「公理」の検討
  28. 第五節 スペンサーの「普遍的公理」の理論
  29. 第六章 「精神科学の論理学」の形成〔I〕(一八三〇年~一八三六年)
  30. 第一節 時代の要請
  31. 第二節 詩的精神の受容と連想心理学の修正
  32. 第三節 「経済学の定義と方法」
  33. 第四節 ギゾーの歴史観
  34. 第七章 「精神科学の論理学」の形成〔II〕(一八三七年~一八四〇年)
  35. はじめに
  36. 第一節 カーライルの『フランス革命史』
  37. 第二節 「ベンサム論」
  38. 第三節 「コールリッジ論」
  39. 第四節 「トクヴィル論」
  40. 第八章 人間性の科学
  41. 第一節 『論理学体系』第六編「精神科学の論理学」の位置とその構成
  42. 第二節 自由と必然
  43. 第三節 人間性の科学と精神の科学
  44. 第四節 性格学
  45. 第九章 伝統的な方法の批判
  46. 第一節 化学的方法と幾何学的方法
  47. 第二節 物理的または具体的演繹法
  48. 第一〇章 歴史的方法への接近
  49. 第一節 逆演繹法の確立
  50. 第二節 性格学と歴史的方法
  51. 第三節 コントとミル
  52. 第一一章 実践の論理と目的論
  53. 第一二章 ドイツ直覚派の論理学の検討と出版直前の事情
  54. 第一節 ドイツ直覚派の論理学の検討
  55. 第二節 コント『実証哲学講義』第六巻の出版と『論理学体系』第六編の修正
  56. 第三節 アレグザンダー・ベインの援助と出版直前の事情
  57. 第一三章 『論理学体系』と『経済学原理』
  58. 第一節 諸説の検討
  59. 第二節 「性格学」と「分配論」
  60. 第三節 「性格学」の農業への応用-慣習と競争-
  61. 第一四章 ミルの方法の現代的意義
  62. はじめに
  63. 第一節 マルクスとミル-唯物弁証法と逆演繹法-
  64. 第二節 K・ポッパーのミル評価
  65. 第三節 実証主義と弁証法の対立
  66. 第四節 ヴェーバーとミル-理念型と性格学-
  67. あとがき
  68. 目次
  69. 序文
  70. 訳者はしがき
  71. 第一章 初期の教育(一八〇六-一八二一年)
  72. 第二章 二十年間の活動(一八二〇-一八四〇年)
  73. 第三章 論理学と経済学(一八四一-一八四八年)
  74. 第四章 その後の諸著作(一八四九-一八七三年)
  75. 第五章 性格と影響
  76. 付録 ミルの経済学(J・E・ケアンズ)
  77. 目次
  78. 第I部 政治学の方法をめぐるマコーレーとベンサム派の論争-J・S・ミル『論理学体系』への影響-
  79. 第一章 マコーレーとベンサム派の論争の背景
  80. 第二章 ジェームズ=ミルの「政府論」に対するマコーレーの最初の攻撃
  81. 第三章 ベンサム派の応酬とマコーレーの再批判
  82. 第四章 マコーレーとベンサム派の論争がJ・S・ミルの『論理学体系』に与えた影響
  83. 第II部 (翻訳)功利主義の論理と政治
  84. 凡例
  85. I ミルの政府論、功利主義の論理と政治(『エディンバラ評論』九七号、一八二九年、三月)
  86. II 「最大幸福」の原理(『ウェストミンスター評論』二一巻、一八二九年、七月)
  87. 訳注
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002493733
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000003061025
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000293281
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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