第一次国共合作の研究 : 現代中国を形成した二大勢力の出現

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    • 北村, 稔, 1948- キタムラ, ミノル, 1948-

Bibliographic Information

Title

第一次国共合作の研究 : 現代中国を形成した二大勢力の出現

Author

北村, 稔, 1948-

Author(Another name)

キタムラ, ミノル, 1948-

University

京都大学

Types of degree

博士 (法学)

Grant ID

乙第10226号

Degree year

1999-09-24

Note and Description

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

Table of Contents

  1. 目次
  2. はじめに
  3. 序章 中国近現代史と第一次国共合作
  4. 第一節 第一次国共合作成立の背景
  5. 1 国内の混乱
  6. 2 ソヴィエト･ロシアの出現
  7. 第二節 中国近現代史に決定的影響を与えた第一次国共合作
  8. 1 急速な発展とその破綻
  9. 2 国共内戦と中国現代史
  10. 第三節 第一次国共合作の光と影-政治的効果と内包されていた矛盾-
  11. 1 国民党とボルシェヴィズム
  12. 2 新しい革命組織を支えた人材
  13. 3 階級闘争の是非をめぐる国共間の矛頃
  14. 4 合作方式と国民党の政治戦略
  15. 5 蔣介石-国共合作の継続を最後まで試みた人物-
  16. 第四節 第一次国共合作の歴史的意義付けをめぐる論争
  17. 1 当事者たちの異なる見解
  18. 2 新たな状況の出現
  19. 第一章 第一次国共合作の成立
  20. 第一節 コミンテルンとソ連政府による中国への働きかけ
  21. 1 マーリングの準備工作
  22. 2 ヨッフェを通じたソ連政府の働きかけ
  23. 第二節 難航する合作の船出
  24. 1 ボロジンの努力
  25. 2 中国国民党第一次全国代表大会
  26. 第二章 第一次国共合作の展開
  27. 第一節 新生の政治勢力の実態
  28. 1 旧態依然とした軍閥の集合体
  29. 2 労農運動と国民党の矛盾
  30. 3 国民党内の国民党員と共産党員の軋轢
  31. 第二節 国内政局の変化と国民党の対応
  32. 1 北伐の敢行
  33. 2 商団事件の勃発
  34. 3 北京政変と国民会議
  35. 第三節 国民革命勢力の台頭
  36. 1 黄埔軍官学校と蔣介石
  37. 2 共産党と黄埔軍官学校
  38. 3 第一次東征の勝利
  39. 4 粛軍と国民政府の成立
  40. 第三章 広東国民政府における政治抗争と蔣介石の台頭
  41. 第一節 財政統一と整軍の進展
  42. 1 廖仲愷の暗殺
  43. 2 反動勢力の一掃
  44. 3 第二次東征の勝利
  45. 第二節 国共合作の動揺
  46. 1 戴季陶の｢孫文主義｣提唱と西山会議派
  47. 2 国民党第二次全国代表大会と西山会議派
  48. 3 中国青年軍人連合会と孫文主義学会
  49. 4 孤立する蔣介石
  50. 第三節 中山艦事件の勃発
  51. 1 事件の展開と蔣介石｢計画説｣
  52. 2 中山艦事件突発説
  53. 3 国共合作の軌道修正を狙った蔣介石
  54. 第四節 蔣介石のヘゲモニーの確立
  55. 1 汪精衛の追い落とし
  56. 2 反共派の排除
  57. 3 国民党二期二中全会の開催
  58. 4 党組織の再編
  59. 第四章 北伐開始後の第一次国共合作の実態
  60. 第一節 蔣介石の独裁権力
  61. 1 国民革命軍総司令
  62. 2 指揮､軍需､後方の確保
  63. 3 戦略と政治工作
  64. 第二節 蔣介石独裁と共産党および国民党各派との確執
  65. 1 共産党による対抗と譲歩
  66. 2 汪精衛の復帰をめぐって
  67. 3 事態収拾をめざした国民党聯席会議の開催
  68. 4 蔣介石の巧みな対処と独裁の継続
  69. 第三節 蔣介石独裁体制の動揺
  70. 1 国民政府の所在地をめぐる争い
  71. 2 歪められたテルニー報告
  72. 3 唐生智への異なる評価
  73. 4 独裁維持への蔣介石の努力-ソ連への働きかけ
  74. 5 廬山会議の開催
  75. 6 暗闘から公然の闘争へ
  76. 7 国民党二期三中全会の開催
  77. 第五章 蔣介石と共産党の全面衝突
  78. 第一節 第一次上海暴動
  79. 1 革命工作の開始
  80. 2 暴動計画の進行
  81. 3 虞洽卿について
  82. 4 暴動の決行
  83. 第二節 再開された暴動計画
  84. 1 軍事偏重から民衆運動の重視へ
  85. 2 上海自治運動との連合
  86. 3 第二次上海暴動の決行
  87. 第三節 蔣介石と共産党の衝突
  88. 1 共産党と会党勢力の連携-ゼネストの決行
  89. 2 共産党弾圧を決意した蔣介石-
  90. 3 楽観的な見通しを抱く共産党
  91. 4 衝突の発生-四月十二日事件の実態
  92. 5 武漢国民政府側の対応
  93. 第六章 武漢国民政府の崩壊と第一次国共合作の終焉
  94. 第一節 武漢国民政府への異なる視点
  95. 1 政治的価値判断に左右される研究
  96. 2 寄りあい所帯の脆弱な政権
  97. 第二節 武漢国民政府の財政破綻
  98. 1 実情
  99. 2 現金集中条例の実施とその反動
  100. 3｢戦略的退却政策｣の実施
  101. 4｢戦略的退却政策｣の破綻
  102. 5 逆産没収と労働運動
  103. 第三節 武漢国民政府下の農民運動の展開
  104. 1 農民運動と北伐
  105. 2 湖南農民運動と土豪劣紳の粛清
  106. 3 土豪劣紳粛清の実態
  107. 第四節 国共合併崩壊への道
  108. 1 反乱の前奏
  109. 2 馬日事変の発生
  110. 3 馬日事変の真相
  111. 4 軍用米の確保と武漢国民政府
  112. 第五節 国共合作崩壊の開始
  113. 1 合作継続への最後の努力
  114. 2 悪化する食糧事情
  115. 3 各省の状況
  116. 4 共産党との平和裡の分離をめざした国民党
  117. 第六節 南昌暴動
  118. 1 暴動計画
  119. 2 暴動の決行
  120. 結びにかえて
  121. 1 異なった｢中国｣を追求した共産党と国民党
  122. 2 国共内戦に重大な影響を与えた日中戦争
  123. 3 一党独裁をめぐる異なった状況
  124. あとがき
  125. 注
  126. 第一次国共合作関係年表
  127. 事項索引
  128. 人名索引
318access

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Codes

  • NII Article ID (NAID)
    500002494220
  • NII Author ID (NRID)
    • 8000003061557
  • DOI(NDL)
  • Text Lang
    • jpn
  • NDLBibID
    • 000000342590
  • Source
    • Institutional Repository
    • NDL ONLINE
    • NDL Digital Collections

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