ストーマケア相談室における相談内容の分析―ストーマリハビリテーションの盲点は何か―

  • 判澤 恵
    ブリストル・マイヤーズ スクイブ コンバテック事業部 ET

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS OF OSTOMY PROBLEMS-PROBLEMS OVERLOOKED IN OSTOMY CARE -

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抄録

1987年2月から1993年8月までの間にストーマ装具販売店で行っているストーマケア相談室における相談内容を分析した。来訪者は155名でコロストーマ106例(66.3%),イレオストーマ5例(3.1%),尿路系ストーマ43例(26.9%),その他6例であった。<br>  来訪理由は①排泄物の洩れ44名(21.9%),②装具の選択42名(20.9%),③スキンケア27名(13.4%)などが多かった。<br>  来訪者の56.8%が術後1年未満で相談内容は局所管理に関して,術後3年以上経過例では腸脱出,傍ストーマヘルニアなど晩期合併症が主であった。以上の結果から①退院指導の徹底,②退院後のフォローアップの充実を図るなどの重要性を認識した。<br>

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被引用文献 (2)*注記

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