Near-infrared spectroscopy —計測原理と臨床応用—

  • 武田 湖太郎
    国際医療福祉大学病院神経内科 国際医療福祉大学病院リハビリテーション部 科学技術振興機構CREST
  • 加藤 宏之
    国際医療福祉大学病院神経内科 科学技術振興機構CREST

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抄録

NIRS(near-infrared spectroscopy)は近赤外光を頭皮上から照射し, 脳表のヘモグロビン濃度変化を計測する新しい脳機能計測法である. 神経活動に依存して局所脳血流量は増加するため, ヘモグロビン濃度変化を計測することにより局所の脳活動を知る事ができる. 近年, リハビリテーション医学の分野でもその応用が報告されはじめ, その臨床場面での応用が期待されている. 本稿では多くの総説・論文を引用し, NIRSの計測原理とリハビリテーション医学分野での臨床応用例を紹介する.

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