グラウンドアンカーの耐震対策に関する研究

  • 山本 彰
    社団法人 土木学会 (株) 大林組 技術研究所
  • 鳥井原 誠
    社団法人 土木学会 (株) 大林組 技術研究所

書誌事項

タイトル別名
  • AN EARTHQUAKE-PROOF TECHNIQUE FOR GROUND ANCHORAGES
  • グラウンドアンカー ノ タイシン タイサク ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

本論文は, グラウンドアンカー頭部に皿ばねを設置した場合の耐震効果を検証するため実施した斜面の振動台実験およびFEMによるシミュレーション解析結果について述べている. 実験はアンカー頭部に皿ばねを設置しない場合と皿ばねを設置した場合について行った. その結果, 以下の結論を得た. 1) アンカー緊張力は加振時に大きく変化する. 2) 皿ばねは加振時における緊張力の変化を抑制し, グラウンドアンカーの耐震性を向上させる効果がある. 今回の実験では加振中における皿ばねありの場合の緊張力振幅は皿ばねなしの場合のそれの1/4~2/3であった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2003 (736), 153-166, 2003-06-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (11)*注記

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