抄録
大学授業において,eラーニングを取り入れた授業設計を行った.2002年度前期および2003年度前期に授業を実施し,2002年の授業の分析からWeb教材に対してのアクセスログから学習離脱を予測できるとの示唆を得た.これに基づき,2003年度の授業において,学習者の学習離脱の予測を試みた.学習離脱の可能性があると判断された学習者に対して,学習者の学習離脱を防止するためのメンタリングメールを送信した.その結果,学習離脱の予測を行うことが出来たが,メンタリングメールは特定の学習者に対してのみ効果を示した.さらに1回目のメンタリングメールに効果を示さなかった学習者に対して,2回目のメンタリングメールを送信したが効果を示さなかった.このことから,メンタリングメールの内容や送信時期に関する検討および,メンタリングメール以外の学習離脱を防ぐための手法の開発が必要であることが示唆された.
収録刊行物
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- 情報教育シンポジウム2003論文集
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情報教育シンポジウム2003論文集 2003 (12), 211-218, 2003-08-22
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097177593728
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- NII論文ID
- 80016198909
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00099832/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles