岩手県の採種園を構成するクローンと本数

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抄録

採種園の現況調査を行い配置図を作成した。面積とクローン数,本数を集計し,結果を1992年3月現在の記録と比較したところ,面積,クローン数に大きな変動はないが,各樹種の採種園で本数が大きく減少していることがわかった。江刺のスギ・カラマツでその傾向が顕著で,スギ精英樹採種園で763本減少しており,カラマツは249本が減少している。一方,マツノザイセンチュウ抵抗性育種で成果をあげているアカマツでは,面積・クローン数が増加し,本数もそれほど変化が見られない。

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