行動意図法と従来モデル法による熊本電鉄LRT化後の転換需要予測結果の比較分析

書誌事項

タイトル別名
  • APPLICABILITY OF BEHAVIORAL INTENTION METHOD TO DEMAND FORECASTING OF KUMAMOTO-DENTETSU RAILWAY LRT PLAN

抄録

効用関数を推定する必要がない行動意図法は新たな代替的な需要予測法として有用とされている.本研究では,熊本電鉄のLRT化計画案の実施による自動車からLRTへの転換需要を対象をとして,1)LOS水準の差などの定量的な要因も取り入れたより精度の高い行動-意図一致率の設定を試みた.また,2)従来型モデル法と行動意図法による転換需要の予測結果を,サンプルベース,拡大後の集計ベースの両方で比較・検討した.その結果,BI法では,LRT固有の特徴などの従来モデル法で考慮されていなかった要因が交通手段選択に影響を与えていることを確認することができた.また,行動-意図一致率の設定と共に,拡大・集計化方法がBI法による需要予測の精度に影響を及ぼすことを明らかにし,適切な拡大・集計化方法を考察した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680230384384
  • NII論文ID
    80020379332
    130004467324
  • DOI
    10.2208/jscejd.65.198
  • ISSN
    18806058
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/2298/23682
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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