Percutaneous transluminal angioplasty(PTA)が奏功したIV型Budd-Chiari症候群の1例

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  • A case of Budd-Chiari syndrome type IV, successfully treated with percutaneous transluminal angioplasty (PTA)

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抄録

25歳男性.腹部膨満感にて発症,精査加療のため入院となった.腹部CT,超音波,MRIにて大量腹水および肝静脈主幹と下大静脈間の閉塞を,上部消化管内視鏡にて著明な食道静脈瘤を認めた.血管造影で肝静脈に膜様閉塞の所見がみられ,Budd-Chiari症候群と診断した.明らかな基礎疾患は認められなかった.PTAを施行後,腹水および食道静脈瘤の消失を確認できた.PTAが奏功した1例を経験したので報告する.<br>

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参考文献 (26)*注記

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