日本の近代化と宗教倫理 : 近世近江商人論

書誌事項

日本の近代化と宗教倫理 : 近世近江商人論

芹川博通著

多賀出版, 1997.2

タイトル別名

The modernization of Japan and her religious ethics : on Ohmi Merchants in the early modern (Edo) period

タイトル読み

ニホン ノ キンダイカ ト シュウキョウ リンリ : キンセイ オウミ ショウニンロン

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注記

人名索引: p324-314

事項索引: p337-325

欧文目次・要旨:p[344]-338

内容説明・目次

内容説明

本書は、宗教的な信仰に由来する生活態度が現実の社会生活の諸側面、なかでも経済活動の形成と促進とに大きな影響を与えることがあるとの仮説にたち、それをわが国近世の近江商人とよばれる一群の商人集団を事例としてとりあげ、検討しかつ論証しようとしたものである。これはまた、これまで宗教学(宗教社会学)においてしばしば論じられてきた、近代化過程における宗教の役割という幅ひろい問題の一環をなすものであり、すでに西欧の近代化について指摘されてきたものに平行する現象が、わが国にもみられることを明らかにすることをめざしている。

目次

  • 序論 問題意識と構成(方法的視角;宗教的経済倫理の背景;資料について;日本近代化論)
  • 本論 近江商人の経済精神と宗教倫理(近世近江商人論;近江商人の経済精神;近江商人の宗教意識—信仰生活;近世近江商人にみられる宗教的経済倫理)

「BOOKデータベース」 より

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