悲しみの島サハリン : 戦後責任の背景
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悲しみの島サハリン : 戦後責任の背景
(新潮文庫, つ-9-6)
新潮社, 1997.3
- タイトル読み
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カナシミ ノ シマ サハリン : センゴ セキニン ノ ハイケイ
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内容説明・目次
内容説明
戦後の樺太=サハリン。日本人だけを乗せて出港する引揚船を見送りながら、朝鮮半島出身者たちは一日も早い帰郷を夢見た。なぜ、半世紀を経た今日まで、彼らはサハリン島に閉じ込められたままなのか。「もう命の時間はない、せめて故国の地に眠りたい」という悲痛な叫びを聞きながら、冷静に事実を追い、国と国との軋轢と、無関心の狭間に取り残された人々の五十年の軌跡をたどる。
目次
- ハバロフスクにて
- 真岡の海
- サハリン州都
- 悲劇の背景
- 帰還運動の発端
- 樺太裁判
- 四十年目の死亡通知
- 社会主義国の壁
- ボランティアと政治
- 内淵にて〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より