黄土の奔流
著者
書誌事項
黄土の奔流
(角川文庫, 9813 ; い37-4)
角川書店, 1995.10
- タイトル読み
-
コウド ノ ホンリュウ
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注記
1989年12月光文社文庫として刊行。
内容説明・目次
内容説明
一九二三年・上海—第一次世界大戦後の長びく不況の中で、中国巨大市場進出を目論む列強各国がひしめきあう混沌の都。上海に渡り15年、紅真吾は32回目の誕生日を間近に、貿易公司の倒産を決意した。無一文となった紅は、最後の晩餐の席で重慶から高価な豚の毛を買い付けるという一攫千金の話を持ちかけられる。だが重慶までの揚子江数千キロの旅には、数々の難所、難敵が待ち受けている…。生死を共にする無頼な大陸浪人たちとの出会い、恐るべき土匪・軍閥との戦い。広大な中国大陸を舞台に展開する大冒険小説。
「BOOKデータベース」 より