川の模型のつくりかた : 多自然型川づくりに役立つ
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川の模型のつくりかた : 多自然型川づくりに役立つ
山海堂, 1997.5
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カワ ノ モケイ ノ ツクリカタ : タシゼンガタ カワズクリ ニ ヤクダツ
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Description and Table of Contents
Description
多自然型川づくりは、河川の自然特性、生物の生育の場等を考慮し、できるだけ自然の変化にまかせ、変化に富んだ空間を形成しようとするので、材料として土砂、石、草、樹木が多用され、さらに、川の流れは必ずしも直線的であることにこだわらないので、水辺や河岸に直線より曲線が多く現れる。また、河岸地や高水敷を必要以上に整地して平坦にすることもないので、土地に微妙な高低が残ることもある。多自然型川づくりでは、工事の計画・発注にかかわる土木技術者、あるいは実際に工事を行う施工業者、生物学者、地域の人々等関係する多くの人々の間の円滑な意思疎通とイメージの共有が重要であるが、この際、大きな力を発揮するのが模型の利用である。多自然型川づくりのための模型は、学術模型や水理模型とは異なり、川づくりのポイントやイメージの把握ができればよい。製作にあまり費用や手間がかからない簡単な川の模型をつくるだけで、川づくりの大きな助けとなるのである。本書は、このような観点から、川づくりの現場において手軽に川の模型をつくるためのポイントを解説したものである。
Table of Contents
- 1 基本編—模型製作のあらまし
- 2 製作編—模型づくりの手順とポイント
- 3 事例編—模型づくりの実際
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