漱石 : その新たなる地平

書誌事項

漱石 : その新たなる地平

重松泰雄著

おうふう, 1997.5

タイトル読み

ソウセキ : ソノ アラタナル チヘイ

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内容説明・目次

内容説明

己の髪の毛をつかんで己を吊すがごときモノローグ的自閉世界から二つの認識の出会いによる対話的構造の世界へ。—漱石晩年の芸術的転回。新たな文学的地平を克明に照射する創意の論。

目次

  • 1 薄ら寒さと春光と—「硝子戸の中」における「過去」
  • 自然という名の「相対」と「絶対」—「道草」論第一
  • 内言と論評—「道草」論第二
  • 閉じられぬ「完結世界」—「道草」論第三
  • 「天」のアイロニー—「明暗」の光学
  • 「こゝろ」の二十の「景観」—非注釈的注釈への試み
  • 「私の個人主義」における「過去」—「道草」の方法一つの序説
  • 「道草」から「明暗」へ—その連続と非連続
  • 「明暗」—その隠れたモティーフ
  • 漱石と老荘・禅 覚え書
  • 漱石晩年の思想—ジェイムズその他の学説を手がかりとして

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA30690229
  • ISBN
    • 4273029901
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    382p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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