ギリシア政治思想史

書誌事項

ギリシア政治思想史

磯部隆著

北樹出版, 1997.4

タイトル読み

ギリシア セイジ シソウシ

大学図書館所蔵 件 / 71

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

本書は、「対話」を方法的に極限までつきつめ哲学の創始者となったソクラテスの歴史的実像を探求し、プラトンの対話篇を、「対話」の内側に入って読み解くという作業を試みる。最後に、トゥキュディデスの歴史学を二つの政治演説を対置させる「対話」的性格に注意しつつ、一つの優れた政治認識を示すものとして検討する。

目次

  • 第1章 ソクラテスの歴史的実像(プラトン『ソクラテスの弁明』;アリストファネスの喜劇『雲』;クセノフォン『ソクラテスの思い出』)
  • 第2章 プラトンにおける政治と対話(『国家』;『法律』—一〜三巻)
  • 第3章 トゥキュディデスの政治思想(歴史学と政治学;責任倫理の思想;ギリシア文化の倫理的再構成)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ