沃野の伝説 : 長編推理小説
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沃野の伝説 : 長編推理小説
(カッパ・ノベルス)
光文社, 1997.3
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ヨクヤ ノ デンセツ : チョウヘン スイリ ショウセツ
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注記
朝日新聞社 1994年刊の再刊
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784334072247
内容説明
京北食糧卸協同組合理事・坂本義人が水死体となって発見された。死の直前の坂本に電話をした人物が、なんと名探偵・浅見光彦の母・雪江!浅見は雪江の命を受け調査に乗り出す。一方、長野県経済連で六億を超えるヤミ米横流し事件が発覚した。容疑者・阿部隆三は失踪中。その阿部が、死亡した坂本と連絡を取り合っていたことから“長野のコロンボ”竹村警部が捜査に。竹村とともに阿部隆三宅を訪ねた浅見は、阿部の娘・悦子に父親の汚名を雪ぐことを誓い、単身、新潟に向かうが…!基幹農産物・コメを巡る光と闇!食糧問題を鋭く抉る、著者渾身の超大推理傑作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784334072254
内容説明
坂本義人殺害事件、長野県経済連のヤミ米横流し事件、そしてこの二つの犯罪の容疑者・阿部隆三の失踪…。ヤミ米市場が事件解明の鍵と気づいた名探偵・浅見光彦は、ヤミ米の流通経路を追い、新潟そして山形県酒田市へ。同じころ、阿部の娘・悦子も、失踪直前の阿部がある調査を依頼した人物を探し求めて、酒田にいた。だが、その人物・遠藤までが、浅見と悦子が訪ねた直後、殺害される!さらに長野でも新たな被害者が…。暗躍する凶悪な組織に浅見の推理は、はたして!?米穀産業に潜む、巨大な謀略とは!!著者会心の社会派推理大作、堂々の完結。
「BOOKデータベース」 より