死と境界の中世史
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死と境界の中世史
洋泉社, 1997.6
- タイトル読み
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シ ト キョウカイ ノ チュウセイシ
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内容説明・目次
内容説明
信仰と葬送に関わった聖・三昧聖・ハンセン病者・芸能者らの被差別民衆が織りなす中世の“地獄と極楽”の風景。
目次
- 1 現代のオカルト・ブームと中世人の霊魂観(日本人の霊魂観と臨死体験の世界;中世人は「来世」をどう考えていたのか?—梅原猛氏の日本人の「あの世」観によせて ほか)
- 2 中世被差別民と葬送の世界(中世被差別民衆の実像を追う;中近世の葬送と三昧聖—和泉国長滝荘・日根荘の墓寺と共同墓地の歴史 ほか)
- 3 中世差別と逸脱の精神史—病者・棄民・異端宗教者の世界(ハンセン病者と差別の精神史—「救癩」史研究家・宮川量と光田健輔の歴史認識;真如親王の天竺への旅—日本を棄てた「棄民」の精神史 ほか)
- 4 中世・鎌倉の境界世界—六浦の上行寺東遺跡の発見(鎌倉の外港・六浦で発掘された不思議な遺跡—「上行寺東やぐら群遺跡」について;中世寺院遺跡が語る都市の境界—「上行寺東遺跡」の歴史的価値 ほか)
「BOOKデータベース」 より