日本語科学

著者

• 国立国語研究所 コクリツ コクゴ ケンキュウジョ
• 国立国語研究所『日本語科学』編集委員会 コクリツ コクゴ ケンキュウジョ ニホンゴカガク ヘンシュウ イインカイ

書誌事項

日本語科学

国立国語研究所『日本語科学』編集委員会編集

国書刊行会, 1997.4-

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タイトル別名

Japanese linguistics

タイトル読み

ニホンゴ カガク

注記

付属資料: 第9号 CD-ROM (12cm)

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784336039361

目次

• 研究論文（字体に生じる偶然の一致；連用形の時制指定について；過去形の使用に関わる語用論的要因）
• 調査報告（Ｐｈｏｎｏｌｏｇｉｃａｌ　ｃｈａｒａｃｔｅｒｉｓｔｉｃｓ　ｏｆ　Ｊａｐａｎｅｓｅ‐ｄｅｒｉｖｅｄ　ｂｏｒｒｏｗｉｎｇｓ　ｉｎ　ｔｈｅ　Ｔｒｕｋｅｓｅ　ｏｆ　Ｍｉｃｒｏｎｅｓｉａ；オーストラリア・ビクトリア州の通訳サービスと日本語；『東京語アクセント資料』と辞書アクセント；雑誌九十種表記表の統計）
• 研究ノート（助動詞「ない」の連用中止法について）
• 短信（「レキシコンにおける名詞」プロジェクトについて）

巻冊次

2 ISBN 9784336039378

目次

• 研究論文（安居島方言アクセントについて；鶴岡市における共通語化の調査—約２０年間隔で行われた３回の調査を比較して；日本における言語の市場価値　ほか）
• 調査報告（雑誌三種の表紙における文字使用の変化）
• 世界の言語研究所—スタンフォード大学ＣＳＬＩ（アメリカ合衆国）
• 第５回国立国語研究所国際シンポジウム報告

巻冊次

3 ISBN 9784336039385

目次

• 研究論文（程度副詞と主体変化動詞との共起；京阪方言における親愛表現構造の枠組み；連体修飾節のテンスについて；「前提・焦点」構造からみた「は」と「が」の機能；例示の副助詞「でも」と文末制約）
• 調査報告（翼を持った日本語１９８７〜１９９４年度出版を中心に見る渡米語）
• 言語の対照研究と言語教育
• 世界の言語研究所
• 第５回国立国語研究所国際シンポジウム（第４専門部会）報告

巻冊次

4 ISBN 9784336039392

目次

• 脚本の醍醐味
• 日本語動詞の活用体系
• 現代日本語の不完結相—シツツアルの意味記述
• 標準語法の性格
• 年少者日本語教育に関する教師の言語教育観
• 水海道方言の対格—有生対格と無生対格の統語論
• 富山県砺波方言の終助詞「ジャ」の意味記述
• 世界の言語研究所４—中国社会科学院語言研究所（中国）

巻冊次

6 ISBN 9784336039415

目次

• 脳からみた言語
• サエとデサエ
• ダケの位置と限定のあり方—名詞句ダケ文とダケダ文
• 愛媛県青島方言のアクセント
• 確認要求表現としての「ダロウネ」
• 書評・横山詔一・笹原宏之・野崎浩成・エリク＝ロング編著『新聞電子メディアの漢字—朝日新聞ＣＤ‐ＲＯＭによる漢字頻度表』
• 世界の言語研究所（６）フランス国立科学研究センター音声言語研究所ＣＮＲＳ　ＬＰＬ
• 第７回国立国語研究所国際シンポジウム報告

巻冊次

7 ISBN 9784336039422

目次

• 「新しい日本語」と日本語教育
• 研究論文（「非限定」の連体修飾節に関する一考察—「眼前描写」の連体修飾節について；動詞慣用句に対する統語的操作の階層関係；共同発話における参加者の立場と言語・非言語行動の関連について；ニ格名詞句の意味解釈を支える構造的原理；言語行動分析の観点—「行動の仕方」を形づくる諸要素について）
• 調査報告（ポンペイ語に取り入れられた日本語—外来語となった日本語とその退潮）
• 研究ノート（可能構文における格交替現象について；災害時の外国人に対する情報提供のための日本語表現とその有効性に関する試論）
• 世界の言語研究所（７）トルコ言語協会（ＴＤＫ）
• 平成１１年度国立国語研究所公開研究発表会報告
• 第７回国立国語研究所国際シンポジウム報告その２

巻冊次

10 ISBN 9784336043382

目次

• 研究論文（空間移動を表す動詞の分析—構文特性・アスペクト特性・タクシス特性に基づいて；接続助詞の語彙的な意味と文脈的な意味—クセニとノニの記述と分析を巡って；京都市方言・女性話者の「ハル敬語」—自然談話資料を用いた事例研究；『哲学字彙』再版と三版の増補訳語について）
• 調査報告（『厚生白書』のカタカナ語）

巻冊次

11 ISBN 9784336043399

目次

• 研究論文（Ｆａｃｅ　Ｔｈｒｅａｔｅｎｉｎｇ　Ａｃｔを明示するメタ言語表現について—討論形態の談話の分析から；日本語と韓国語における呼称選択の適切性　ほか）
• 調査報告（明治期学術漢語の一般化の過程—『哲学字彙』と各種メディアの語彙表との対照；話者交替における発話の重なり—母語場面と接触場面の会話について）
• 研究ノート（『国語年鑑』に見る分野別文献数の動向—１９８５年〜２０００年の雑誌掲載文献）
• 研究紹介（メディアにおけるジェンダーイデオロギーの再構築と維持）

巻冊次

12 ISBN 9784336043405

目次

• 「する」と「やる」—非動作性名詞がヲ格に立つ場合
• 比較構文に出現する程度副詞—スケールの相違という観点から
• 副詞の共起形式に関する史的変遷—推量のモダリティ副詞を中心に
• 多重主格構文の派生と解釈
• 明治期における近代哲学用語の成立—哲学辞典類による検証
• 付属語「きり」の用法の変遷について—江戸語・東京語を中心に
• 非意図的であることを表す副詞（的機能を持つ表現）の意味分析—うっかり（と）、うかうか（と）、うかつに、うかつ

巻冊次

13 ISBN 9784336045409

目次

• 研究論文（形容詞の中止形を用いた複文における先行句節と後続句節の関係）
• 調査報告（もののかずをあらわす数詞の用法について；介護現場のカタカナ語；英語に入った日本語語彙の初出年調査）
• 研究ノート（ハズダとニチガイナイについて—両者の置き換えの可否について；世界の言語研究所（１３）「欧州現代言語センター（オーストリア）」）

巻冊次

15 ISBN 9784336046307

目次

• 研究論文（「もっと」の否定的用法について；日韓断り談話に見られる理由表現マーカー—ウチ・ソト・ヨソという観点から；小説における補文標識「の」「こと」の使い分けについて—語り手の心的態度の観点から）
• 調査報告（在日コリアン一世の大阪方言アクセントの習得—済州道方言話者と慶尚道方言話者の場合；『附音挿圖　英和字彙』における漢字表記語の性格—二字表記語の調査）
• 『日本語話し言葉コーパス』の概要
• 世界の言語研究所（１５）北京日本学研究センター（中国）

巻冊次

16 ISBN 9784336046642

目次

• 研究論文（隠喩の意味することと行うこと；若年層関西方言の否定辞にみる言語変化のタイプ；標準語形初出年と鉄道距離重心—鉄道距離・使用率・初出年の３Ｄ散布図と東西クラスター；新造オノマトペの音韻構造と文節の無標性）
• 研究書報告（『日本語話し言葉コーパス』における単位認定基準について）
• 世界の言語研究所（１６）　沖縄言語研究センター（日本）

巻冊次

17 ISBN 9784336046918

目次

• 研究論文（日本語のイントネーションとアクセントの関係の多様性；日本語と韓国語の複数形接尾辞の使用範囲—文学作品と意識調査の分析結果から；日本語の「逆接」の接続助詞について—情報の質と処理単位を軸に；原因・理由表現の分布と歴史—『方言文法全国地図』と過去の方言文献との対照から）
• 研究ノート（「〜的」の新用法について）
• 研究所報告（自治体職員の行政コミュニケーションに見られる地域差）
• 世界の言語研究所（１７）　延世大学校言語情報研究院（ＩＬＩＳ）と韓国語辞典の編纂（韓国）

巻冊次

18 ISBN 9784336046925

目次

• 研究論文（名詞述語文、形容動詞述語文、ウナギ文；「話者の移行期」に現れるあいづち—日本語、台湾の「国語」と台湾語を中心に；断わりとして用いられた日韓両言語の「中途終了文」—ポライトネスの観点から；明治初期以降の哲学と論理学の新出語）
• 調査報告（日韓の社会人における第三者敬語の対象研究—アンケート調査の結果から）
• 研究所報告（海外における日本語学習者の学習環境と学習手段）
• 世界の言語研究所（１８）スロベニアの言語研究所と言語資源（スロベニア）

巻冊次

19 ISBN 9784336046932

目次

• 研究論文（敬語動詞における日本語学習者の中間言語の量的研究—中国人および韓国人学習者と日本語母語話者との比較から；新潟県南部方言のオ段長音開合現象—老年男・女各１名の音響的実相及び発音口形の比較；指示表現の情意—語り手の視点ストラテジーとして；近代関西語の順接仮定表現—ナラからタラへの交代をめぐって）
• 調査報告　宇和島方言アクセントについて
• 研究ノート　コア図式を用いた多義動詞「とる」の認知意味論的説明
• 研究所報告（シソーラスの可能性；『分類語彙表』の特徴と位置付け）
• 世界の言語研究所（１９）言語資料コンソーシアム

巻冊次

21 ISBN 9784336049339

目次

• 研究論文（『「漢語／文章」熟字早引』の“国語”をめぐって；医療コミュニケーション適切化のための医学・医療用語の課題—世論調査にみる国民の期待とそれに答える医師の工夫；群馬県藤岡市方言における「養蚕語彙」の比喩表現；高知方言のアスペクト形式と時間性に基づく動詞分類）
• 調査報告　アメリカ人は和製英語をどのくらい理解できるか—英語母語話者の和製英語の知識と意味推測に関する調査
• 研究ノート　全文検索システム『ひまわり』を利用した言語資料検索環境の構築手法
• 研究所報告　方言分布の解明に向けて—原点に帰る言語地理学
• 世界の言語研究所（２１）パリ・ソルボンヌ大学理論・応用言語学研究所（ＣＥＬＴＡ）—ＣＡＳＫプロジェクト（フランス）

巻冊次

22 ISBN 9784336049346

目次

• 特集　コーパス日本語学の射程（コーパス日本語学の射程；コーパス日本語学の可能性—大規模均衡コーパスがもたらすもの；語彙調査からコーパスへ；コーパス言語学と日本語研究；多言語コーパスと日本語研究—「中日対訳コーパス」の利用者研究例から；学習者と母語話者における日本語複合動詞の使用状況の比較—コーパスによるアプローチ；コーパス日本語学のための言語資源—形態素解析用電子化辞書の開発とその応用；現代雑誌７０誌における漢字の使用実態と常用漢字表—国語施策へのコーパス活用に向けた基礎調査）
• 研究ノート（日本語研究のためのＸＭＬタグ付けプログラム—その開発と活用例；日本語用例・コロケーション情報抽出システム『茶漉』）
• 研究論文（日本語と韓国語における文末スタイル変化の仕組み—時間軸に沿った敬体使用率の変化に着目して）
• 世界の言語研究所（２２）アジア・アフリカ言語文化研究所

巻冊次

23 ISBN 9784336049353

目次

• 世界の言語地図作成・活用状況に見る言語地理学の現状と課題
• 談話中に現れる間投詞アノ（ー）・ソノ（ー）の使い分けについて
• 方言意識の日韓対照—役割語翻訳の観点から
• コーパス検索ツールＳｋｅｔｃｈ　Ｅｎｇｉｎｅの日本語版とその利用方法
• 中国語を第一言語とする日本語学習者の同形語の認知処理—同形類義語と同形異義語を対象に
• 行政用文字の調査研究—汎用電子情報交換環境整備プログラム
• 「福祉言語学」事始
• 世界の言語研究所（２３）フィンランド国内諸言語研究所

巻冊次

25 ISBN 9784336049377

目次

• 研究論文（複文発話の構文的特徴と聞き手の言語的反応との関わり—ケド、タラ、カラを中心に；現代語の連体修飾節における助詞「の」；理解の問題と発話産出の問題—理解チェック連鎖における「うん」と「そう」；第二言語習得において学習者の適性が学習成果に与える影響—言語分析能力・音韻的短期記憶・ワーキングメモリに焦点を当てて）
• 調査報告　サ変動詞の活用のゆれについて・続—大規模な電子資料の利用による分析の精密化
• 研究ノート（中国語母語学習者の日本語の漢字語習得研究のための新たな枠組みの提案—意味使用の一般性と意味推測可能性を考慮して；韓国語を母語とする日本語学習者による漢字の書き取りに関する研究—学習者の語彙力と漢字が含まれる単語の使用頻度の影響）
• 研究所報告（行政用文字の調査研究における文字同定—辞書同定と辞書非掲載字に対する文献資料・非文献資料による同定；条件表現の地理的変異—方言文法の体系と多様性をめぐって）

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BA3125268X
• ISBN:
  • 4336039364
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  • 9784336049360
  • 9784336049377
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 冊
• 大きさ: 26cm
• 分類:
  • NDC8 : 810.5
  • NDC9 : 810.5
• 件名:
  • BSH : 日本語