日本のベル・エポック

書誌事項

日本のベル・エポック

飯島耕一著

立風書房, 1997.6

タイトル読み

ニホン ノ ベル エポック

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内容説明・目次

内容説明

世紀末、世紀末といわれて何か押しつめられたような気分が漂っている。それならばいっそ世紀の初めはどうだったか。漱石・鴎外・紅葉・露伴・龍之介・荷風・潤一郎らの小説を中心に、清輝・武二・嗣治・祐三等の絵画、更に映画・建築・服飾デザイン・精神医学など百年前の日本の文化を散策、不透明な時代を生きるヒントをさぐる。

目次

  • 1 二十世紀最初の小説『吾輩は猫である』
  • 2 なおも『吾輩は猫である』をめぐって
  • 3 日露戦争に軍医部長として出征した鴎外
  • 4 二十世紀最初の詩人は誰だったか
  • 5 永井荷風は江戸の漢詩人?
  • 6 芭蕉は芥川を救い得なかった
  • 7 二十世紀初めのロマン主義、泉鏡花
  • 8 不思議にアナキストと縁のあった佐藤春夫
  • 9 紅葉・露伴、今アナクロニズムの面白さ
  • 10 新人、谷崎潤一郎のデカダンス
  • 11 画家たちはパリをめざす
  • 12 薩長の子弟、建築家となる
  • 13 いよいよドレスメーカーの登場

「BOOKデータベース」 より

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