書誌事項

有馬頼寧日記

有馬頼寧 [著] ; 尚友倶楽部, 伊藤隆編

山川出版社, 1997.4-

  • 2: 大正8年-昭和3年
  • 3: 昭和10年-昭和12年
  • 4: 昭和13年-昭和16年
  • 5: 昭和17年-昭和20年

タイトル読み

アリマ ヨリヤス ニッキ

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注記

子書誌あり

2-5: 有馬頼寧の肖像あり

内容説明・目次

巻冊次

2: 大正8年-昭和3年 ISBN 9784634511309

内容説明

本巻は有馬氏が貴族院議員となる以前の、東京帝国大学助教授から衆議院議員時代を対象としている。ここには階級社会への真摯な疑問から社会福祉事業へ力を入れている青年有馬の姿がみられる。また、プライベートな記述も、有馬氏の一面としてそのままに掲載することを御遺族も希望されたので、原文通りに翻刻した。この日記は大正から昭和へかけての貴族政治家の第一次史料として誠に貴重なものであり、近代政治史、社会運動史の研究に貢献すること多大である。
巻冊次

3: 昭和10年-昭和12年 ISBN 9784634511408

内容説明

本書の対象とする時期(昭和十年〜十二年)の、貴族院議員・伯爵有馬頼寧氏は、産業組合中央会で会頭に選任される一方、政治的には近衛文麿を中心とする新政党結成を企画し、いわゆる「荻窪会議」に参加するなど、近衛新党樹立のために奔走し、第一次近衛内閣成立とともに農林大臣に就任し、政界中枢にあって最も活躍した時期に当たっている。また昭和十一年には、二・二六事件が起こり(この事件では、有馬氏の次女静子の舅・斎藤実内大臣が凶弾に倒れている)、以後政権も岡田啓介、広田弘毅、林銑十郎、近衛文麿とめまぐるしく交代し、世情は混迷の度を加えていく。このような時期の日々の記録は、現代日本政治史そのものであり、同時にまたそこに描かれている日常の情景は、戦前の貴族社会を描きだした貴重な第一次史料であるといえる。
巻冊次

4: 昭和13年-昭和16年 ISBN 9784634511507

内容説明

本書は、有馬頼寧が、昭和12年以来農林大臣の地位にあり、近衛文麿と連携して、近衛新党樹立のために画策し、14年農林大臣を退いた後も、15年には近衛・木戸幸一らと新体制運動をおこし、8月新体制準備委員、9月貴族院議員辞任、10月の大政翼賛会成立とともに初代の事務総長に就任、そして翌年辞任、とその去就がめまぐるしい時期の記録である。
巻冊次

5: 昭和17年-昭和20年 ISBN 9784634511606

内容説明

本巻は、有馬頼寧氏が昭和十六年公職を退き、激動する時代に、いかに身を処していくか、人のために何をすべきか、模索していく。戦争は厳しさを増し、空襲が連夜続き、ついにポツダム宣言受諾、そして昭和二十年十二月には有馬氏自身が戦犯として巣鴨へ収容される、かような四年間の記録である。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA31360332
  • ISBN
    • 4634511304
    • 4634511401
    • 4634511509
    • 4634511606
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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