薬師如来謎の古代史 : 仏の素顔とインドの魔族
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薬師如来謎の古代史 : 仏の素顔とインドの魔族
彩流社, 1997.3
- タイトル読み
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ヤクシ ニョライ ナゾ ノ コダイシ : ホトケ ノ スガオ ト インド ノ マゾク
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参考文献: p261-262
内容説明・目次
内容説明
本書では先ず、釈尊の時代からはじまる仏教の歴史をとおして、大乗仏教が内蔵するいくつかの謎について考えた。薬師如来は、古くから「ヤクシサマ」として親しまれ、広い信仰をあつめてきた仏である。またこの仏は、外道との結びつきが強い仏であった。薬師如来とその眷属である諸仏を考えることにより、仏教が持つ外道とのかかわり合いを広く、深く把握することが可能になる。隠された鬼神信仰。
目次
- 第1章 仏教の歴史と秘められた謎にせまる—原始仏教と大乗非仏説
- 第2章 越後弥彦山と洛北鞍馬山にみる外道の「鬼神圏」—諸仏の素性と本地を探る
- 第3章 古代インドの外道で活躍した魔族たち—魔族(アスラ)のルーツと素性を探る
- 第4章 ヤクシブツ(薬師如来)の隠された原像—その原像を古代インドのバラモン教の神・ヴァルナにみる
- 第5章 真言密教と習合したヤクシブツ信仰—ヤクシブツと観音、不動、阿弥陀、大日の諸仏たち
- 第6章 関東地方のヤクシブツ信仰圏を訪ねる—ヤクシブツ信仰につながる前方後円墳の謎
- 第7章 小乗(上座)仏教の心髄と大乗仏教の素性を探る—小乗仏教に伝えられた釈尊の教えと実践
- 付章 日本と他国の葬儀の実態をみる—世界があきれた日本の葬儀費用の異常な高さ
「BOOKデータベース」 より