インド死者の書
著者
書誌事項
インド死者の書
鈴木出版, 1997.6
- タイトル別名
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Indian books of the dead
- タイトル読み
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インド シシャ ノ ショ
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注記
引用文献一覧: p204-205
内容説明・目次
内容説明
死後の世界(他界、冥界)はあるのだろうか。もしあったとしたら、それはどのようなものなのだろうか。人類は、気の遠くなるほど長いあいだ、この問題を考えつづけてきた。そして、世界のあらゆる民族が、さまざまな他界観を育んできた。本書はインド人の死後観をひととおり垣間見ようとするもの。インド人の死後観は、ただインドの地だけに行われたのではない。それは、仏教を通して、アジアの広大な地域に伝えられ、大きな影響を与えた。日本もその例外ではない。もちろん、日本人の死後観は、インド人の死後観をストレートに受け継いだものではなく、日本の土着の死後観と複雑に混じりあって形成されたものである。しかし、日本人の死後観を語るとき、仏教を介してのインド人の死後観を無視するわけにはいかない。
目次
- 第1章 死ぬということ
- 第2章 死んだらどうなる
- 第3章 魂あるいは輪廻するもの
- 付章 自己責任思想と救済思想をめぐって
「BOOKデータベース」 より