久米歌と久米
著者
書誌事項
久米歌と久米
言叢社, 1997.6
- タイトル別名
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Kume-Lieder und Kume
- タイトル読み
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クメウタ ト クメ
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注記
特別寄稿: ロイ・アンドリュー・ミラー
参考文献: p160-167, 論末
ネリー・ナウマン業績一覧: p240-249
ネリー・ナウマン略歴: p250
内容説明・目次
内容説明
たった八篇の「久米歌」とよばれる歌謡の解読を日本の研究者はこれほどに徹底して試みようとはしなかった。はじめて日本研究にたずさわった時から、何やら秘密めいたものの紡がれる「来目の子等」の詞句に惹かれた著者は、久米歌の精密な逐語訳によって、初期大和政権と久米の民の神話にひそむ古代史上の謎に新たな解明の地平を開く。アルタイ語学者R・A・ミラーの特別寄稿、他二篇より成る雄渾な日本古代史論・歌謡論の問題作。
目次
- 第1部 久米歌と久米—日本古代史の問題によせて(序論;久米歌;伝承における久米;久米歌の起源と伝承;久米;結語;久米歌に関する若干の言語学的考察)
- 第2部 古代史論二篇(倭女王卑弥呼(Pi‐mi‐hu)とその「鬼道」;クサナギの剣)
「BOOKデータベース」 より