鎖国と国際関係
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書誌事項
鎖国と国際関係
吉川弘文館, 1997.8
- タイトル読み
-
サコク ト コクサイ カンケイ
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注記
内容: はしがき(中村質), 第一章「中世末期の国際関係」(第一節「一五世紀後半の日朝貿易の形態」-第三節「大航海時代とローマ教皇の権限」), 第二章「統一権力と対外関係」(第一節「肥前波多氏の領国と大陸侵攻基地名護屋」-第四節「江戸初期キリシタン訴人をめぐる一考察」), 第三章「鎖国と東アジアの国際関係」(第一節「平戸商館はオランダの戦略拠点か」-第四章「釜山倭館における日・朝交流」), 第四章「転換期の社会と貿易」(第一節「享保年間の唐船貿易と日本銅」-第三節「長崎廻銅とその機構」), あとがき(安藤保)
執筆者: 長節子 [ほか]
編者の九州大学定年退官を記念した論文集
収録内容
- 一五世紀後半の日朝貿易の形態 / 長節子 [執筆]
- 一六世紀における後期倭寇の活動と対馬宗氏 / 佐伯弘次 [執筆]
- 大航海時代とローマ教皇の権限 : セラフィン・デ・フレイタスの諸説を中心に / 高瀬弘一郎 [執筆]
- 肥前波多氏の領国と大陸侵攻基地名護屋 / 中野等 [執筆]
- 日明講和交渉における朝鮮撤退問題 : 冊封正使の脱出をめぐって / 佐島顕子 [執筆]
- 統一権力とキリシタン / 五野井隆史 [執筆]
- 江戸初期キリシタン訴人をめぐる一考察 / 御厨義道 [執筆]
- 平戸商館はオランダの戦略拠点か / 永積洋子 [執筆]
- イギリスの平戸商館と極東政策 / セイディー・バーチャー [執筆]
- 明清交替期幕府外交の社会的前提 : 牢人問題を中心として / 小宮木代良 [執筆]
- 釜山倭館における日・朝交流 : 売春事件にみる権力・文化の相剋 / ジェイムス・ルイス [執筆]
- 享保年間の唐船貿易と日本銅 / 劉序楓 [執筆]
- 一八世紀転換期の出島オランダ貿易 / 八百啓介 [執筆]
- 長崎廻銅とその機構 : 廻船調達と長崎廻銅 / 岩崎義則 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
鎖国は、日本に独自の国際関係をもたらした。中世末期から鎖国後の国際関係を、豊臣政権下の対外侵略や幕府の外交・宗教・貿易問題などとりあげ、多角的に解明。鎖国を新たな知見と視点より問い直し、その実態を探る。
目次
- 第1章 中世末期の国際関係
- 第2章 統一権力と対外関係
- 第3章 鎖国と東アジアの国際関係
- 第4章 転換期の社会と貿易
「BOOKデータベース」 より