Bibliographic Information

ざわめきのささやき

ワレーリヤ・ナールビコワ著 ; 吉岡ゆき訳

(群像社ライブラリー, 4)

群像社, 1997.7

Other Title

Шeпoт шyмa

Title Transcription

ザワメキ ノ ササヤキ

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Note

Шeпoт шyмa.の翻訳

Description and Table of Contents

Description

言葉がはじめになければ世界は脈絡を欠いたまま消失していく。価値の下落した既成の表現は現実の線より下にさがり、騒がしい社会の公分母となっている。誰もが使う言葉の中で成立するのは水準以下の恋愛と死んだ人間関係だけだろうか。無名にして有能な画家ヴェーラが他人の死の中で偶然出会った二人の男、この父と子と彼女の三人の関係は、展覧会と性的生活と亡霊をよりあわせながら、あらかじめ定位置にいた二人の女の関係をほぐしていく—。言葉の反響を回復し、エロスを言葉に昇華させる作家ナールビコワが発見した恋愛小説の均衡点。

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Details

  • NCID
    BA31814972
  • ISBN
    • 4905821436
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    rus
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    237p
  • Size
    17cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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