乳ガン遺伝子をつきとめろ!
著者
書誌事項
乳ガン遺伝子をつきとめろ!
三田出版会, 1997.7
- タイトル別名
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Breakthrough : the quest to isolate the gene for hereditary breast cancer
- タイトル読み
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ニュウガン イデンシ オ ツキトメロ
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注記
Breakthrough.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
J・ワトソン博士に、「医学界で、これほどエキサイティングな話題はない」と言わしめた、遺伝性乳ガンの原因遺伝子BRCA1の発見。それにエネルギーのすべてを賭け、しのぎを削った3人の科学者を中心に、このエポックメーキングな発見に至るまでの長く苦難に満ちた道のり、熾烈な遺伝子獲得競争を描く、迫真のドキュメンタリー。また、その他の危険因子の検証、文化・生活習慣がもたらす影響、遺伝告知の倫理的ジレンマ、乳房除去とフェミニズムとの関わりなど、現代における乳ガンの実情、今後の問題点についても示唆に富む。
目次
- 第1章 “キング”は夜を選んだ!—乳ガンとの闘争の夜明け
- 第2章 九人中一人—乳ガンの原因はなにか?
- 第3章 乳ガンの政治学—致死的病気へのキャンペーン
- 第4章 ゲノム探偵—マリークレア・キング物語
- 第5章 長い道のり—乳ガンの遺伝学の黎明期
- 第6章 コリンズの改革—遺伝学の道程を照らし出す
- 第7章 殺し屋をつけねらう—BRCA1遺伝子に照準を合わせる
- 第8章 スクリーニング・ゲーム—遺伝学の倫理
- 第9章 ミリアド社の可能性—マーク・スコルニックが系統学から遺伝子に転じる
- 第10章 ブレイクスルー—競争が終わり、遺伝子が見つかった
- 第11章 流行の終焉—BRCA1が見つかった今、女性にはどのような選択肢があるか
「BOOKデータベース」 より