李白と杜甫
著者
書誌事項
李白と杜甫
(講談社学術文庫, [1291])
講談社, 1997.8
- タイトル別名
-
李白と杜甫
- タイトル読み
-
リ ハク ト ト ホ
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注記
原本: 1972年, 評論社刊
年表: p360-365
内容説明・目次
内容説明
中国唐代は高名な詩人を輩出したが、なかでも李白と杜甫はひときわ強い光を放っている。七四四年、この両者は唐の副都洛陽で世に名高い奇跡的な邂逅をした。本書は、この時から一年余の交遊を振出しに、広大な中国全土を旅から旅へと明け暮れた二人の変転きわまる生涯をたどり、さまざまな詩の形式ごとに李・杜を比較、考察する。現代語訳をこころみ、李白の奔放、杜甫の沈鬱を浮彫りにした意欲作。
目次
- 1 出会い
- 2 李白(僻地の神童—蜀中二十五年;栄光を、ただ栄光を—漫遊十六年;翰林院の鸚鵡—長安二年;逐臣流離—漂泊十二年 ほか)
- 3 杜甫(家門の誉れ—三十五歳まで;動乱の渦中で—抑留、脱出、そして失意;飢餓の旅—秦州へ、さらに同谷へ ほか)
- 4 李白の文学と杜甫の文学
「BOOKデータベース」 より