複雑系思考
著者
書誌事項
複雑系思考
シュプリンガー・フェアラーク東京, 1997.9
- タイトル別名
-
Thinking in complexity : the complex dynamics of matter, mind, and mankind
- タイトル読み
-
フクザツケイ シコウ
大学図書館所蔵 件 / 全220件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著第2版(Springer-Verlag, 1996)の翻訳
参考文献: p[427]-444
内容説明・目次
内容説明
本書では、予測不可能な「複雑な系」について人類はいままでどのような思考で捉えてきたのか、ギリシア時代から現代までの変遷を明らかにし、現代科学の思考方法を展望する。物質、生命、脳、人工知能、人間社会の各分野における、多くの哲学者、科学者の考え方が歴史をたどって解説される。時代や分野を縦横に考察し、西洋の培ってきた機械的世界観である線形思考(=問題の解決を単一の原因に帰す考え方)から、非線形思考(=いくつかの原因を複合させる考え方)への転換を提唱し、学際化に向かう現代科学は何を解明するのか、科学と技術の協同は何をもたらすかを示す。
目次
- 第1章 序論—線形思考から非線形思考へ
- 第2章 複雑系と物質の生成
- 第3章 複雑系と生命の進化
- 第4章 複雑系と心—脳の進化
- 第5章 複雑系と人工知能の進化
- 第6章 複雑系と人間社会の発展
- 第7章 未来と科学と倫理に関するエピローグ
「BOOKデータベース」 より