天狗争乱
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天狗争乱
(新潮文庫, 5927,
新潮社, 1997.7
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テング ソウラン
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注記
朝日新聞社平成6年5月刊の文庫版
内容説明・目次
内容説明
桜田門外の変から4年—守旧派に藩政の実権を握られた水戸尊攘派は農民ら千余名を組織し、筑波山に「天狗勢」を挙兵する。しかし幕府軍の追討を受け、行き場を失った彼らは敬慕する徳川慶喜を頼って京都に上ることを決意。攘夷断行を掲げ、信濃、美濃を粛然と進む天狗勢だが、慶喜に見放された彼らは越前に至って非情な最期を迎える。水戸学に発した尊皇攘夷思想の末路を活写した雄編。
「BOOKデータベース」 より