ふたつの西武 : 揺らぐ兄弟の王国
著者
書誌事項
ふたつの西武 : 揺らぐ兄弟の王国
日本経済新聞社, 1997.8
- タイトル別名
-
The future of Saison and Kokudo
- タイトル読み
-
フタツ ノ セイブ : ユラグ キョウダイ ノ オウコク
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内容説明・目次
内容説明
「ふたつの西武」の経営が、曲がり角に差し掛かりつつある。セゾングループは、無理な事業の多角化がたたり、バブル崩壊後、金融機関からの二兆円を越えるといわれる借入金を始め膨大な負債に苦しめられ、主要なグループ企業が相次いで経営難に陥るなど大幅な方向転換を迫られている。一方、西武鉄道グループ(コクド)も、国税関係者が「完璧な節税システム」と舌を巻いた固有の経理の仕組みが、長引く平成不況の前に、ヒビ割れを起こし始めている。なぜ、そのような事態に陥ってしまったのか。また、二十一世紀に向かって、「ふたつの西武」は、転機をどのように乗り越えようとしているのか。その先に展望はあるのか…本書はそういった「ふたつの西武」の行方を推察する。
目次
- プロローグ 「ふたつ」の西武
- 第1章 西武の原点
- 第2章 堤一族と西武グループ
- 第3章 分割統治
- 第4章 清二と義明
- 第5章 コクド—問われる究極の節税システム
- 第6章 自壊するセゾングループ
- エピローグ 「ひとつ」の西武へ
「BOOKデータベース」 より