ミミズは切られて痛がるか : 生き物の気持ちになった生物学
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ミミズは切られて痛がるか : 生き物の気持ちになった生物学
(光文社文庫, . 生物界ふしぎ不思議||セイブツカイ フシギ フシギ)
光文社, 1997.5
- タイトル読み
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ミミズ ワ キラレテ イタガルカ : イキモノ ノ キモチ ニ ナッタ セイブツガク
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注記
「はみ出し者の進化論」(1984年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
ミミズの気持ちにもならずに、切られたミミズが痛がるはずはないとしてしまうのは、あまりに人間の側の都合にあわせた自然観だ。それを「科学的」「客観的」とする傲慢な見方を排し、生物の世界を素直にながめれば不思議だらけ、わからないことばかり。わからないことがなぜわからないのか、生き物の側に立って生物界を考えるシリーズ第一弾。
目次
- 真夜中のオランウータン
- 「俺だって痛いんだ」—ミミズの独白
- 「科学者なんてクソ食らえ」—ファーブルの怒り
- 「サルよ、パンツをはくな」—ヒトからの忠告
- 「みんなで認めりゃこわくない」—人類の錯覚
- 「DNAのために生きてるんじゃないぞ」—“科学”への反問
- 「やってはみたけれど、どうも…」—変身の不安
- 「あれっ、ノミになっちゃった」—進化の気まぐれ
- 「突っぱれ、突っぱれ、突っぱり切れ」—はみ出し者の勇気
- 「世界の終わりまで生き抜くぞ」—ゴキブリの誇り〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より